マンダリンオレンジ in hatenablog

esujiがアニメ・漫画について書くブログ。はてなダイアリーから引っ越してきました

アニメ『ゆゆ式』3話について基礎的なツッコミをするだけ

お待たせしました、遅れに遅れた3話分です。


2話分を書き終えたあたりから忙しくなったり、それに応じてブログの更新意欲が下がったりしてました。その代わりに、ゆゆ式以外のインプットをやっておこうという時間を取るようにしたのは結果的に良かったと思ってます。
一番の収穫が『言の葉の庭』で、ゆゆ式語りへの切り口も新しく出せたので次に出す同人誌でお目見えできるかと思います。
ついでに告知をしておきますと、夏コミに受かりました。
8/10(土)西け05a になります。評論ジャンルが区分けされた影響で、きらら島のゆゆ式勢とトリコロ勢に囲まれて出展することになります。1日目なので企業ブースを見終わったらぶらりと寄っていただければと思います。
新刊は『ポストモダンのポリアネス vol.3 続・ゆゆ式MANIAC』と題し、アニメスタッフの愛を拾い集めるような内容になるかと思います。簡単にいえば、このブログで書くことの発展版と思っていただければよいかと。


さてさて、これで某alphaブロガーさんにも怒られない程度に告知も済んだところでたたき台を組み上げていきましょう。

総評

テレビアニメ化に当たって、勝負所になるであろうと予想していた第3話。
期待通りに美しい展開を描いていただいたと思います。
夏休みに入って、プールに行くのもつかの間、3人は活動場所を部室から唯ちゃんの部屋に移していつもどおり。あいちゃんとの繋がりを作りつつ話を進めていくという、予定調和ながらも堅実な話運びでポイント高いですね。
必要以上の動き(プールでのスライダー等)にアニメオリジナルの演出(自動販売機前)も冴え渡る、前半では屈指の出来だと思います。


その後の流れで、各話の最後にまとめが入るのが定例になってきましたが、この回ではあいちゃんに送るメールの文面、

縁ちゃんは死なないし
唯ちゃんはカワイーし
私はしゃべれるよ


───夏───

がまとめになっているのかなあと今、見返して思いました。例のBGMも流れてるしね。まとまっちゃうよなー、夏まとめなら仕方ないよなーって。


ゆずこがあいちゃんにメールを送る流れは、本当は「本屋さんで仲良くなったの」(アニメでは4話)を挟んでからなので、唯ちゃんはそこに疑問を持たなかったのかとも思いつつ「一体いつからアニメ本編と時系列が前後していないと錯覚していた?」ぐらいで流しておきましょう。実際、4話の開始は入学式の回想から入るし、ちょっとくらい色々あってもいいんじゃないかな、最終話放送の2日前に3話の記事を書いてる人もいるしね。

Wikipediaさんから引っ張ってくるのが楽で、ありがとうございますってなるやつ

サブタイトル:夏休みじゃーい!
脚本:ピエール杉浦、高橋ナツコ
絵コンテ・演出:博史池畠
作画監督:小嶋ケイ祐

アバン

・ほっぺくっつけてガッチガチに動かすやつ。かわいい(個人の感想)
・左に走っていくのが映像論的にどうたらこうたら

Aパート

・プールパートの可愛さについては僕から言うまでもないことなので割愛
・モブの子供が色付きってことはゆずこと縁さんは同じレベルに立っていることであってですね・・・


・電車は右へ動いていくので映像論的にどうたらこうたら


・プールに右へと向かうのが(ry。ゆずこと縁さんの顔がのっぺりとしてる感じのデフォルメでかわいい(個人の感想)


・笑顔でゆずこの頭を水面に押し付ける唯ちゃん。普通にヤバイ絵面。
(参考gif:http://yuyushiki-gif.tumblr.com/post/50573772504


・背景の線を曲げる曲パースをプールの縁で自然にやる奴


・水柱の上がり方すごい。完全に作画監督の趣味なんでしょうけどもっとやってください。


・焼けたアスファルトセミと来て自転車を映すカット。焼けたサドル?


・「夏が不惑?」:縁さんはツッコまれるのが実は苦手なんだけど、アニメでは富士山のときの「ほぇ〜」がないせいで貴重ないじられシーンなのである


・俯瞰、さらに俯瞰(同ポ:同ポジション、使ってみたかった作画用語(?))、引いた俯瞰。



自動販売機前のシーン。PVでは最大の見せ場と僕の中で話題になっていましたが、予想通りの繋がりだったのでよしよしって思いました。
(参考:http://d.hatena.ne.jp/esuji5/20130408/1365428837
ところで、ゆずこが買ったのはコカコーラっぽかったんですが、あんなに放り投げていいのかしら。


・空繋ぎに一番星が。そのちょっと前でゆずこ達は左に抜けていくので映像論的にもどうたらこうたら


・『言の葉の庭』もそうだったんですが、高校生の勉強といえば二次関数のグラフを出しておけばいい感じは分かりやすくていいですね。

小物であるシャーペンと消しゴムくらいは特定できるかなと思いましたが、特徴あるものでもないのでよくわかりませんでした。原作を見ても特定の実際に存在する物をキャラクターに持たせる作品って感じじゃないので、原作通り感はあるのかしら。
(1話のiPod nanoと2話のキャンパスノートパロディは忘れておくやつ)
(消しゴムは明らかにmono系統なんでしょうが、限定パッケージならあるにはあるって感じなのでそこまで深読みするかなあというところ:http://news.livedoor.com/article/image_detail/7466781/?img_id=4449666


・「ゆいのへや」:かわいい(個人の感想)


・パジャマ着ないで寝ると死ぬウィルス:とは関係ないけど、ゆずこの首振りパターンが楽しい。


・せーのっ!:かわいい(確信)


・じゃあもう帰るか!?:2段階速度調整付き首振りゆずこ&縁さん


・「唯ちゃん」「ん?」「また遊びに来ていい?」:原作から追加されたやりとり。えへへ、ってなるやつ



・星空繋ぎ

Bパート

・首振り最終形態ゆずこ:4枚の動きをループさせるところまできてしまった。3話は小嶋ケイ祐さんを上手く起用した首振り回だったんや!




・後ろ向きに照れる縁さん:かわいい(真理)


・コカコーラ(唯ちゃん)、多分カルピスソーダ(ゆずこ)、カフェラッテっぽいパックコーヒー(縁さん)



・今日のモブカワ


・あいかわ(あいちゃんかわいい)



・11話で名前が出てくる栄大さんの後ろ姿:ところでこの写真達を撮ってるのは縁さんのお母様ではないかと勝手に思ってるのですが、そうなると唯ちゃんにだけ写真がメールで送られてきたのも縁母さまが連絡先を知っているのが唯ちゃんだけだったからでは説が成り立つなあと(原作でゆずこは縁の親に会ったことがないと言っている)。縁さんの愛に溢れた写真を滞在先のホテルなんかのWI-FIで送ってくれる縁母さまマジ母さま(妄想です)。もちろん、母さまが虫を引き寄せている説も有りかと思われます(妄想)。


・学年を1つ間違えたくらいには唯ちゃんの胸が大きい


・コカコーラ(Coca-Cola)だと思われていたものはCoka-Colaであると判明。ちなみに"Refreshing & Uplifting"のところが"Refreshing & Stimulating(1.刺激的な、興味をかき立てる 2. 元気づける、活動的な:ウィズダム英和辞典)"となっている。こういうこだわりも面白いけど、どうせなら、1話の店の看板に書いてある”patisserie je taime”の綴りが”patsserie”になってるのをね、なんとかしてほしかったというかなんというか。BD見るまで確認しなかった僕も甘かったですが。


・唯ちゃんとのディスコミュニケーションから独りの自動販売機前に繋げるとはねー、感服です、シャッポを脱ぎます。もっかい自動販売機前を入れてくるとはね、天才かと思いました。「3人の中で縁がいなかったら、コミュニケーションが成立しなさそう」という論の答えはすべてここにあるんや。


・繋げる空にも星は無い。



バスクリン
(参考:アニメのお風呂のお湯が何故『緑色』なのか解説 緑色なのは科学的に正しいから - karimikarimi


・再登場で光を背負う縁さんマジ天使


・原作で一コマの中に収めた「死なない?」「死なない、死なない」のやりとりを画面左下でひょこひょこと入れてくるゥ!



・元気になった縁さんをいつもの感じに戻すために、唯ちゃんいじり→怒られるのパターンに持っていくための首チョップ?


・今日のまとめ

あいちゃんが唯ちゃんスキーでなければただの迷惑である。

ED

・本編に出てないのに部室のペン立て推しは続く


本文とは関係ないけど実に面白かったので

D
今日(24日)がドラマ最終回、
そして映画も

映画「真夏の方程式」6・29公開
http://www.galileo-movie.jp/index.html

というダイレクトマーケティング


僕に得はないけど、動画が面白かったから。実に面白かったから。

新海誠『言の葉の庭』を音響から観る

新海誠」と聞いて、「写実的な美術で暗い話を描く人」という印象しかなかった私が『言の葉の庭』を観て驚いたことを書く記事。


きっかけは某t氏との会話、
t氏「『言の葉の庭』見て来ましたけどすごいですよ。『GJ部』や『ゆゆ式』に見られたアレと繋がる要素があるのでおすすめです」
えすじ「見ます」


次の日、劇場のほぼど真ん中で観て、その環境の影響も大きいのだろうけど非常に驚いたことがひとつ。



こいつは、音響の作りがめちゃくちゃいいぞ。


臨場感だったり遠近感だったり

映像の美麗さやレトリックの秀逸さは僕から言うまでもないのでおいておくとして、
音響、特にここでは雨の降る音や効果音を指して環境音とまとめて表しますが、その出来栄えが非常に良かったのです。


なにが良かったかということを言葉で説明するのは難しいですが、悪かったとしたらどんなものかということは簡単で、それは「平面的でのっぺりとした音」というような表現になります。


そもそも人間は耳に入ってくる音を立体的に捉えることができます。
音は人間の鼓膜に届く前に、耳たぶの形状により反射・回折し、音が入射してきた角度に特有の周波数変化を起こします。その周波数変化と、実際の目視等による音源の位置確認をセットとして日常的に学習することによって、こういう音が聞こえたらどっちの方で鳴っているものだと判断しているのだそうです。


音を録音するだけならマイク一本で事足りますが、それだけでは上に書いたような複雑な音響効果は付与できず、平面的な音になってしまいます。

バイノーラル録音等の特殊な録音方法によって立体感を付与する選択肢があるにはありますが、一般的なアニメ制作においては、そこまでしないのが通常でしょう。平面的なディスプレイから受ける視覚情報ともマッチするので、むしろ自然なことのようにも思えます。



しかし、アニメーションでありながら写実的な美術設定という、現実の映像よりも立体感を感じるような新海誠氏の映像を前にしては、求められる音響も別次元の出来でなければならなかったのではないでしょうか。


そんな気合を感じさせる素晴らしい音響でした。


例として本作の重要なテーマである雨の音で言えば、傘の下で、駅のホームで、屋内で、それぞれ聞こえ方が違ってきますが、その録り分けも絶妙でした。ときには包み込まれるように、ときには近くで、そして遠くで。


音の遠近感もしっかりとしていることから、バイノーラル録音というよりも、マイクアレイを用いた機器で録ったのではないかと推測しますが、その妙技については音響について迫ったインタビューでも特に公開されていないようで残念です。


音の遠近感について気をつけながら観ていると気になるシーンが2点ありました。1つはタカオとユキノが初めて出会ったときに、タカオがカバンを開くファスナーの音、2つ目はタカオの教室に響いているチョークで文字を書く音。この2点に関しては、いきなり対象の音が近くで聞こえるような感覚を受けたので、何かを強調するようなシーンかと思っていました。t氏にそのことを話すと、


「それは実写のビデオコンテを撮ってるとこだからじゃないですかね」


というナイスな回答をいただきました。それならちょっと音の録り方や取り扱いが他から浮いていてもしょうがないかと思いつつ、劇場販売分のDVDは当然買いつつ特典であるコンテ映像にもきっちり目を通しているt氏の本気っぷりにも恐々としました。


もちろん、他のシーンでも音響についてはまったく手が抜かれることはなく、映像と物語の緊張感を保ち続けます。46分という長くて短い絶妙の時間を駆け抜けていく感覚は、なかなか他の作品では味わえないと感じました。



※音の聞こえ方については個人によって差異があります。また、劇場の設備や座席位置によっては同様の効果を感じられない場合があります。本文中の説明は音響工学的な正しさよりも一般の方への分かりやすさを優先して書いていますのでご了承ください。

参考:

21日にはBD、DVDが一般書店でも販売されます。

関連商品 - 言の葉の庭
http://www.kotonohanoniwa.jp/page/item.html


新海誠監督の最新作『言の葉の庭』声優キャスティング&音響演出の方法に迫る|声優通 - 声優・アニメ・ゲーム・イベントの「今」を日本語&中国語でお届け!
http://koebu.com/seiyu2/2013/06/shinkai_130531/


バイノーラル録音 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%AB%E9%8C%B2%E9%9F%B3


マイクアレイ - Google 検索
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%A4&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=W9bBUbiJNI3pkgXzoYHIBQ&ved=0CAkQ_AUoAQ&biw=778&bih=719
マイクをたくさん並べるといいことがあるんです、ってことだけ分かれば問題ないっす。

定例のやつ

某t氏がいったい誰かというのはおいといて、id:tatsu2さんの『言の葉の庭』、いや、新海誠氏への愛に溢れたブログ記事もおすすめです。

言の葉の庭」を観て――ありふれた46分間の波紋 - subculic
http://d.hatena.ne.jp/tatsu2/20130603/p1
言の葉の庭」が送る「秒速5センチメートル」への返信――反射する輪郭は手紙となって - subculic
http://d.hatena.ne.jp/tatsu2/20130616/p1

ロングボトルのある缶コーヒー飲料(ブラック)を紹介する記事

そういえば最近は缶コーヒーも飲むなあと思いつつ、でも容量が多いボトル缶ばっかりだよね、このエロスが!(?)ということに気がついたので、昨日の記事と合わせて紹介しておく記事です。


缶コーヒーは容量によって呼び方が色々違うようですが、そのへんはWikipediaの項目が詳しいのでご参照ください

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BC%B6%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC

ルーツ アロマブラック 400g ボトル缶(24本入り) 「JTオンラインショップ」
http://www.shopjt.com/products/detail205.html


・「いつでも美味しい」をコンセプトに作られたという商品。酸味や苦味がほとんどないが香りは良い。クセがないので非常に飲みやすい。



ニュースリリース|企業情報|ダイドードリンコ
http://www.dydo.co.jp/corporate/news/2013/130222.html


・TVCMもよくやっている、浅煎り、深煎り、10種類をブレンド、よくわからんが確かに複雑な味がする。ダイドーのブランドで出さないほうが販売力があったのではと思える逸品。


キリンビバレッジ | ニュースリリース | コーヒー豆をサクラのウッドチップで燻した、 芳醇な香りのボトル缶入りブラックコーヒー 「キリン ファイア 燻製珈琲ブラック」3月12日(火)新発売
http://www.beverage.co.jp/company/news/page/news2013012303.html


・こちらも複雑な香りで、家でのドリップコーヒーじゃなかなか味わえない感じ。キリンさんはいい働きするなあ(2日連続2回目)


TULLY'S COFFEE BARISTA'S BLACK ラインアップ
http://www.itoen.co.jp/products/list/products_detail/lineup/id=4965&cid=1673


・ブランドに惹かれて買って後悔しない逸品。ブラジル100%だったり、コロンビアなんかが10%混ざったり、時期によって中身はちょっと違うのかもしれない。


まとめ

・家で淹れても味が追いつかないくらい品質の高いものが多い。そもそもここに挙げたものはアイスコーヒーが主流なので、その違いはあるかもしれないが。
・RootsはKEYコーヒー監修だったり、タリーズは販売経路が伊藤園だったりと既存の技術だけでないところまで開発努力が進んでいて興味深い。
・日本の清涼飲料水業界ごいすー


ブラックでもボトル缶でもないけど、id:karimikarimiさんもおすすめのやつ

ルアーナのこだわり
http://c.cocacola.co.jp/luana/product/#2


・無糖でミルク入り。ミルクの分量でバリエーションがあるが、入れたら入れたで多めの方が好きです(個人の感想)
・コーヒー系は品質にこだわった製品が多いのもいいですねえ、もっとやってください。

炭酸飲料を紹介する記事

夏に向けてなのか、飲料メーカー各社から炭酸飲料が新しく発売されている昨今、いかがお過ごしでしょうか。
ここ最近に飲んだもので良いものがそこそこ出てたので忘備録的にまとめる記事です。ゆゆ式とは関係ないやつです。アニメの3話でゆずこがコカコーラっぽいのを飲んでたけど関係ないやつです。

よかったもの

トロピカーナ ハンドメイドテイスト|商品紹介|Tropicana
http://www.k-tropicana.com/products/handmadetaste.html


細かく砕いた「クラッシュ果実パルプ※1」入りのジューシーなグレープフルーツ果汁に、味の深みを出す岩塩を隠し味に加え、炭酸で爽やかに仕上げた、"手しぼり感覚"の果汁12%グレープフルーツスパークリングです。グレープフルーツにもこだわり、フロリダ産のホワイトグレープフルーツとピンクグレープフルーツを使用しています。
さらに、1本で「1日分のビタミンC100mg※2」を摂取できるヘルシーな商品です。

・甘くなくてよいですが紹介の時期が遅くなったせいかあまり店頭で見なくなってしましました。6/14に都内セブンイレブンでは確認しました。



三ツ矢サイダー ラ・フランス
こだわりの果汁炭酸 『ぜいたく三ツ矢 山形県ラ・フランス』|ニュースリリース 2013年|会社情報|アサヒ飲料
http://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2013/pick_0424.html

・ぜいたくと名前がついてるだけあって美味い。もう、最近は完全に見なくなってしましました。アップルとかの他のフルーツ三ツ矢は至って普通でした。残念。



商品情報 | とろける炭酸 トロッタ サントリー
http://www.suntory.co.jp/softdrink/trotta/products/

・白い方は斬新な舌触り。アップルの方は自然発泡リンゴジュースよりも薄くて飲みやすい感じ。スーパーで安く買えるので飲む頻度は高い。



キリンビバレッジ | キリンの泡
http://www.beverage.co.jp/awa/

・香りと泡がいい感じ。でも、飲むシーンがあまりない印象。炭酸飲料をオフの日にゆったりと飲むなんてあまりないなと実感してしまった。



KIRIN_本搾りチューハイ_キリン 本搾りチューハイ ライム〈期間限定〉
http://www.kirin.co.jp/brands/honshibori/newflavor_lime.html


ウォッカとライムと炭酸。単純なんだけど、こういうのを売ってくれるメーカーはなかなかない。キリンさんはいい働きしますねえ。

そんなに好きじゃなかった(個人の感想です)

日本コカ・コーラパワーエイド フューエルエックス マウンテンブラスト | 製品情報
http://www.cocacola.co.jp/products/lineup/powerade01.html


・スポーツ炭酸と謳っているけどベリー系の香りで甘いのでつらい。


アサヒ飲料 スパイラルグレープ
http://www.asahiinryo.co.jp/spiralgrape/sp/


・強炭酸、ブラックグレープという新ジャンル。パルフェタムール的な香りがするのが合わなくてつらい。


ウィルキンソン ミキシンググレープフルーツ
http://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2013/pick_0326-1.html

・コンセプトがミード(蜂蜜酒)+グレープフルーツ+ハーブと聞くと美味そうですが、実際に入っているのはフレーバーと砂糖の味付けのみで騙された感を抱いてしまった品

id:karimikarimiさん向けのやつ

ボス ブラックスパークリング
http://www.suntory.co.jp/news/2013/11765.html


・去年に出たエクスプレッソソーダの弱点であった甘さを完全に排除した品。これでみんなが思い浮かべる炭酸コーヒーの味が実現!! karimikarimiさんも自身のTwitterで喜びの声を発しています!!!


・味は、うん、まあ、そういうこったな!

アニメ『ゆゆ式』2話について基礎的なツッコミをするだけ

超文フリやらコミティアやらその他いろいろやらですっかり更新が遅れていました。

前回の1話感想(?)は色んな方にご好評いただけたようで嬉しい限りです。

2番目に遅い『ゆゆ式』1話感想─アニメの出来を死ぬ程心配していた原作厨の目線から─
http://d.hatena.ne.jp/esuji5/20130415/1366039893

色んな準備が必要なので、同程度の内容では更新していけないだろうと思っていますので、夏コミあたりにまとめたものを同人誌として出すつもりでいます。
その準備というか、色んな人に話を聞いたり議論をしたりする叩き台として、基礎的なツッコミを入れるのを各話に対する当ブログでの更新にしようかと。

総評

私は1話放送後に、3話くらいまでにはこの作品の方向性や特徴を視聴者に提示していくつもりであろうと考えていたのですが、その流れにまさに乗っている2話だったという総評です。(実際、3話までにやりきった感はありました)
ゆずこ達3人の学校生活の軸になる情報処理部を集中的に描いて「そういう作品なんだ」という印象を与えていく展開から、3話で水着回&夏休みへ。
3人のコミュニケーションの主戦場となる教室、部室、唯ちゃんの部屋を順繰りに見せていく、良い構成だと原作厨としては感嘆しました。
また、原作2巻カラーページの「なんつってつっちゃった」ネタに始まり、アイス、おっぱい、犬、砂肝うま太郎と原作の中でも強めのネタを振っていってる印象もありました。これは3話でも同様で、やはり3話までを勝負所に考えていたのかなあと。

そして、下のネタ出しを終えて感じたのは、情報処理部という狭い部室内のやりとりが続くを飽きさせないために色んな工夫がされているということです。Aパートは特に原作からカメラワークを変更してますし、同ポジション的に繰り返される俯瞰(上から映す)カットもそれぞれに違いを付けてきているように見えました。
空や光の演出も細かく入っていて、地味ながらも強い原作ネタに負けない画面作りがされているのではないかと思います。

Wikipediaさんから引っ張ってくるのが楽で、ありがとうございますってなるやつ

サブタイトル:情報処理部
脚本:高橋ナツコ
絵コンテ・演出:小島正幸
作画監督:松尾亜希子
総作画監督田畑壽之、秋谷有紀恵

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%86%E3%82%86%E5%BC%8F

アバン(2話でもそう呼んでいいのか知らんですが)

・なんつってつっちゃった
見事に、実に見事に原作を再現してもらったという感謝。
音楽のsakai asuka氏が元バンナムの方である、ということに触れて何かを言った気になりたい。

境亜寿香
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%83%E4%BA%9C%E5%AF%BF%E9%A6%99

原作のミルクティー的なものからオレンジジュースに変わっているのは、作画的な何かなんだろうか。

本編Aパート


本編の入りは木漏れ日から。空繋ぎというか、空への意識というか。どこまで継続されるのかを見ておきたい。



部室のペンスタンドがまた目立つ感じに配置されるの巻。
何かあるのかと思ってたら、5話でエクスカリバーの鞘として機能してましたね。あの見せ場のための伏線? いや、いやいやいや・・・。



おっぱい



俯瞰その1。
原作3コマ分の会話をなんとなく流していくカット。



原作だと端に映ってる顔を別カットに




すいませんありがとうすいません。
絵にも声の演技にも勢いがあってすばら



原作にはないカット。いい表情。




原作では縁さん一人のカットから手前に唯ちゃんとゆずこを配置して、なるほどと思わせる。4コマだと狭くてできなかったんだなあと。



「(しばらくは触らないでおこう)」の図。
心の中のセリフは、絵を止めてから演技させるのが基本になってるみたいですね。






原作に比べて明らかにボリューミーな胸。
今月のきららでの制作会社レポートを読む限り、田畑総作画監督が主犯の模様。



ゆずこが猫みたいな横顔でかわいい(個人の感想です)
と言いつつ、微妙な斜めからの顔の書き方は原作4,5巻でも気になっているところなので、後追いでなにか言及できるかもしれない。



「照英顔の犬だ」という指摘があって不意を付かれた。
元のつぶやきは失念してしまいました。



原作にないカット。手を合わせるお嬢様感はさすがの縁さん。
どちらかの手の親指の境界線が切れてるように見えなくもないけど、こまけえこたぁいいんだよ。



かわいい(個人の感想です)
原作のタイツからさりげなく素足になってるのも高ポイント



俯瞰その2。ズボシホスカの余韻を感じさせる良いカット(原作から追加)



あいちゃんと廊下で遭遇して隠れるところ。
ゆずことは逆側に移動したはずなのに、次のカットでは同じ場所にいる。
素早い、さすが縁さん素早い。



俯瞰その3。ズボシホスカの余韻繋ぎですな。(何も考えずに書いてる)

本編Bパート


容赦無いゆずこ。原作だと1個だけ取ったものだと思っていたので、
これには原作厨もドン引き。




縁さんと唯ちゃんが使っているノート。
モデルは、私の世代にはお馴染みの旧verのコクヨキャンパスノート。
フォントを似せながら「Campus」を「Citrus」に変えてあって芸が細かい。
(参考:http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/campus/history.html
ちなみに原作では「Canvas」となっている。






砂肝うま太郎
けっこう原作準拠っぽいデザイン




からの、伸ばし棒を追加してくる演出。
縁さんはなんか恵まれてるなあ。




振り向いたらドッキリという構図。
唯ちゃんが用意したという事実。
ゆずこの声の演技。
原作の場面はこう解釈するんだ! というアニメからの正解発表だけど、
出来がいいので問題ないですああもうたまらん。
そして原作にもある構図だけど、このホワイトボードからの視点をきっちり使えたのはよかったなあと思います。



・「まあ、もう一台はうちにあるんだけどね」
1話の記事にも書いたけど、お母さんがマウスを忘れ物と言っていたのが伏線になっている。
あれだけで流すのかと思ったらちゃんとこのやりとりもやるのか。
せっかくなので、鍋回でさりげなく映ってるんだろうなと予言しておこう。




「えへへ、えへへ、えへへへへー」
かわいい(個人の感想)




・ここでも空と校舎の描写





この影の描き方が正しいかはよく分からないけどいい感じです(個人のふわっとした感想)



縁さんが部長に就任する貴重な描写。
原作だと、進級後に部長と呼ばれ始めたので、
実は1年生時には幽霊部員の3年生でもいたのかと思っていたけど
アニメではその線はなさそう。




梅雨入り=6月に入ったので





夏服だぜ、あっついぜ―という描写。
なるほど、雨の描写を挟むのかという納得感。
あとBGMが良いですね。




今日のモブコレ



3人の描写になった途端に簡略化されるモブさん。
教室という公の場でも3人の空間であることの演出なんでしょうな。
しかし、ゆずこのケータイはまた古そうなの使ってるな。



覗き見防止フィルムかなにかが貼ってある縁さんケータイ。
原作5巻に出てきたスマホに切り替わるのはもうちょっと先なんでしょうな。



簡略化されてなお、たらり汗(?)を流さざるを得ないモブさん。
もうちょっと突っ込んだモブ演出は5話でのお楽しみ。



・窓に映る太陽、朝






多分3枚で動いている下敷きの動きが妙に良い。



原作は窓からだったのがテラスからゆずこを見る図に。
モデルになった学校がそうなってるのかしら。










いつもと違って前のめりでフラフラな歩き方。
背景も合わせて動かす・・・あれだよ、あの手法・・・。



猫は普通で通行人は簡略化モブ。
徹底してそういう見せ方なんだなあと。



・ただいマンモス
原作と違ってそこにツッコまないパターン。
それはおいといて、コマ送りしてみるとなかなか細かい一瞬のカット。



・窓に映る太陽、昼



作画修正が入ったというひじのくぼみさん。すばら



・机をぱしこんぱしこんする縁さん
かわいい(個人の感想)




部活の時間=情報処理部の始まりだヒャッハーという描写なんでしょうねえ。
1話はいろんな部活を見せるという感じでしたが。



アイスは3人分買ってきてたのかという答え合わせと、
カバンの集合描写に重ねるアイスの食べた後描写。
いやはや、なるほど感しかない。



俯瞰その4。原作3コマ分の会話を、こちらは細かく動かしてくるぅ、という感じでそれぞれに違いのある俯瞰シリーズ。



アイスについて調べている図。
元ネタ(元サイト)のまとめを誰か作ってくれないものか。
いい加減に欲しくなってきた。(他力本願)


・「前のテスト、1教科だけ・・・・・・」
時期的に考えて、3学期制の5月にある中間テスト? と今更思ったのでメモ的に書いておく。模試なんかを指している可能性もあるので、結局よく分からんけど。








よくみるとなんか違った可愛いさのあるカット。唯ちゃんのニッとしてるところいいなあ。




看板は「情報処理部。」となっていて、実は「。」が必要というやつ。
原作は最初、「。」が付いてないので、どこかで付くようになった模様。要調査。
このカットをパンで稼いでからの、



「メーローリン♡」
かわいい(確信)



俯瞰その5。ちょこまかと動くやつ



・空と校舎が再登場




ちょっと変わった3人の帰りがけカット。縁さんのカバンの持ち方に注目するとこでしょうか。



・ゆずこさんのデビルバットゴースト(何も考えずに書いてる)




きた! 曲げパースきた! メイン空間論きた! これで勝つる!!
というのは置いといて、お母さんも納得の出来のまとめであるというのを原作から追加したことで、締め方に納得感が増しているような気がする。(筆者の感想であり、効果を保証するものではありません)

ED


お母さんが可愛く、また緑のペンスタンド出てるのかよ! というツッコミ。

そんな感じの2話でしたとさ。

イベント間近のポモアネス (5/3内容変更)

参加予定のイベント

1. 4/28 超文学フリーマーケット出店(イ−35):新刊はありませんが、無料ペーパーのZYH(雑多なゆゆ式の話)2枚目他、既刊、ZYH1枚目を頒布予定
※無事、終了しました。ありがとうございました。

2. 5/5 コミティア104出店(ほ09a)なぜかお誕生日席をいただきました:「ポストモダンの祝祭」の他、 頒布物は同上。
特集を「『ゆゆ式』と『GJ部』、その共鳴する魂の正体を探る」とし
両作品についての繋がりを検証する基礎研究を行なっています。
※すいーとポテト氏(@sweetpotato14)より「『GJ部』の4コマ漫画性、あるいは「4コマ小説」は「萌え4コマ」の夢を見るか?」という題で寄稿頂きました。ありがとうございます。

3. 8/10 夏コミ C84 出店予定(日付は変更の可能性あり):ポストモダンのポリアネス vol.3 「続・ゆゆ式MANIAC(仮)」を頒布予定


ZYH2枚目参加者

@tatunokosso:タイトルイラスト
@burningsan:アニメ『ゆゆ式』の目指す表現の可能性とその期待感
@iwasakiizumi:ゆゆ式との出会い、そして感想を届けることについて
いつもの@esuji

タツノコッソさんには、前回に引き続き素敵なイラストを頂きました。
バーニングさんからは、原作未読かつアニメを2話まで見た視点で、これからの展望を推論して頂きました。
岩崎いずみさんからは、自身の『ゆゆ式』との出会いと、作品感想を読者から作者に届けることについて書かせました書いて頂きました。
私のはしょうもない挨拶のみです。

S治の寄稿した本のご紹介

たつざわさん編集の本に参加しました。

  • 青い花評論本:「良い子論」の基礎と、あーちゃんから見るその発展
  • たまこまーけっと評論本:4コマ漫画読みからすると期待にそぐわなかったという話

詳細は下記URLから。
http://www.hyoron.org/

追記:5/3
私のブースとお隣のブースとで委託販売を行います。
合わせると上記2点に加え、true tears本も購入できる運びになるようです
追記ここまで


コミティア104(5/5)参加の4コマ同好会(ほ28b)さんの
「4コママンガのススメ2012年版」にゲスト寄稿しました。

かなりのタイトルのレビューが載る同人誌になるかと思いますので、4コマ初心者の方にもおすすめです。

2番目に遅い『ゆゆ式』1話感想─アニメの出来を死ぬ程心配していた原作厨の目線から─

2話の放送前日なので、リリースとしてはかなり遅いけど、
なんとかFavさんよりは早いだろうからこんなタイトルに。

さて、待ちに待った本放送でした。
1話全体を通して、原作への愛が感じられたので、
できるだけ拾いながら、感想も書いていきたいと思います。
なお、4P25にも登場した某t氏やら色んな方の意見も取り入れてたりします。ご了承下さい。

アバン

わずか3分のアバンですが、作品全体を印象付ける上で重要なパートです。(cf.けいおん!!

・ファーストカットの唯ちゃんの制服。

t氏「アニメはファーストカットで9割決まる。制服を映したのは、かおり監督の女子高生という存在への意識の高さ。また、映画論的に言うと、ファーストカットのモチーフが作品全体のモチーフになることが多い。その意味でも特に重要」
結ばれてないタイがこれから始まる女子高生ライフを表す感じで良かったですね。
・セカンドカットの枕と本。

作中というより扉絵なんかで寝たり読んだりしてる場面が多いのでそこも表してる? 低反発まくらなのは原作通りですね。
・サードカット、ノートPCと化粧品。

t氏「PCは情報処理部への伏線。化粧品は高校生になったからこその身だしなみを表現している」
化粧品といっても、ブラシだったりハンドクリームだったり(制汗スプレー(?)、リップクリーム、卓上鏡、ポーチ、キープ(ケープ?)、ウェットシート)基本的なものですね。でも確かに示唆的ではある。ワックスはアリミノかしら。PCについては保留
・次のカット、背伸びをしている唯ちゃん。

t氏「高校生になることとに関連しての「背伸び」。初監督を務めるかおりさん自身の象徴として使っているのかも」
それはすごい読みですなあ。足フェチ要素だけでなく心情を読み取ればたしかにそう思えます。
・へそ出しでスカートのチャックを上げるカット。
サービスなんだろうけどあまりエロさを感じない気も。光の入り方がイカス。
・部屋全体を映す俯瞰(上から)のカット。

t氏「やらなくてもいいんだけど◯◯◯(なにか論拠があった気がしたけど失念)」
3人がよく集う場所なので、位置関係を見せておくのが重要だと判断したのでは。ゆずこ、縁さん用にクッションが常設されてるのがにくいですね。位置が大きくズレてる黄色のがゆずこっぽいけど、OPでは黄色が縁、緑がゆずこなんだよなあ。光の処理で、PC机上の鏡が光を反射してるのがニクい。というか、全体的にやりすぎだろってくらい光演出は考えられてる。
・ドアに手をかけてからの動きや表情が秀逸。光りあふれるドアを開けると、空から空へつないでゆずこの場面へ。

ゆずこの場面。
・遠景を原作から追加。銀杏を模した形のガードレールから舞台が東京であることを示唆(ただし、他地域を示すものも多い)。
・小道具としてカバンにネコのマスコットやオレンジ色のベスパLX(これはスタッフの物体配置術とでも呼ぶ。後のオレンジ色のiPod(?)とも対比か)。動きや表情はやっぱり素晴らしい。さらにネコはMX放送時の後番組でもあるゴルゴ13の内容にも繋がっていたという事実。一体、これは何を意味するのか。
・「ね! こ」時のゆずこの目が肉球の形のハイライトになってるのも注目ですね(原作通りといえばそうですが)。
・心の中のセリフ「鼻の頭がかゆい・・・」の時に最後に通るお団子ヘアーのモブさんが可愛い(個人の感想です)。

・再度、空繋ぎで縁さんの場面へ。

縁さんの場面。
・最初のセリフは「ってきまぁーす」と表記されるのが正しいそう。
「あえて「い」を消すことによって、縁感が増している!」(by茶菓山しん太先生、『ゆゆ式』アフレコ現場レポートより)
・ついに日向家の全貌というかお金持ち具合が明らかになる。実際大きい。それでいて、お母さんから毎日お弁当を持たされる縁さんの愛され具合といったらないですね。購買に行かない描写からも1話でそれが読み取れる構造になってるのはすごいなあと思いました。

・次の歩いている縁さんの頭の上を映すシーン。

t氏「頭の上に空白があるのはフラフラ歩いていることを表すための表現ですね。そこから次カットで下から上へのパン、そして足のカットにいくのはうまい」
なにをどう演技させたいかの違いなんだと思いますけど、僕は某女の子の脚をよく描いていたアニメよりも、このくらいの演技の方が好きですね(個人の感想です)
・ホモォ的な生物が原作からカットされてるのは、あくまで現実に即した女の子を描いていきたいという現れなのかも。だからきっと1巻P113左のような神が出てくるネタはやらないのでは、という僕の予想。最初にあの生物を描いてしまうと、視聴者がファンタジー要素もあると誤解してしまうから削除したのかも、という意見もありましたが、個人的には女の子の身体性を描きたいというのが全体に見える1話だったので、この先もファンタジー要素も登場しない派をとりたいです。
・「よぉーし、唯ちゃんとゆずちゃんに、会いに行こーーっと♪」のカットで合ってたのは一安心。(PVと原作を比較した記事の最後を参照ください http://d.hatena.ne.jp/esuji5/20130408/1365428837
たまこまーけっと』程リアルではない(そう描く必要もない)ですが、奥の目のまつげもちゃんと描いていたのがいいですね。(cf.たまこまーけっと常磐みどりの横顔の立体感が素晴らしい! - アニプレッション  http://anipression.doorblog.jp/archives/51378378.html
さらに空繋ぎでOPへ。素晴らしいアバンでした。

アバンまとめ:アニメで肉付けされた部分が素晴らしいのは前述のとおり。ただ、これが1巻のカラーページの中身ほとんどそのままってのもまた驚くべきこと。1巻刊行時に作品として普遍的に繋げられるオープニングを描けていた三上小又先生もまた恐ろしい人だなあ再認識しました。
やたらと長くなってしまいましたが、アバンは気合が入っていて情報量が多かったので仕方ないですね。

OP

・曲はPVで聞きすぎたので既にノリノリで入っていけるよう調教済み。
・ゆずこ、縁さんが唯ちゃんに抱きついて照れり照れりするのもお約束というか、一番シンプルな人間関係の表現だからOPの一番最初にきているのかもしれない(てきとー)
・今更なんだけど、タイトルロゴの文字以外の部分が謎。笑ってるイメージのモチーフがくっついてる? デザイナーさんから挙がってきたものから楽しそうなもので決めたらしいがよくわからんです。でも悪くはないからまた不思議。
・ゆずこの水たまりジャンプは2巻P51の扉絵から。ちょっと着地をミスしそうになってる演技が細かい。傘は赤味が強いオレンジ色。





(原作のカットを知っていると脳内補完できる動きですが、アニメだけで見ると分かりづらいかも)
・振り向き唯ちゃん。振り向くというのは事前に振り向くきっかけがあったからでな・・・というのは4P25の2日目 「0コマ目の想像力」 (http://d.hatena.ne.jp/esuji5/20130219/1361284397)で既にやってますね
・春夏秋冬を同じ通学路のカットで描く。1年を通してーとか、戻らない青春のーとかって言葉が浮かんできてなぜかぐっとくる
・お母さん 、ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!
・サブ3人 よく見ると胸囲の格差が驚異的

・6人で並んで歩く 靴下の色がそれぞれ違うので色指定がちゃんとあるのだろうって@uasiさんが言ってた!
・雑誌表紙や扉絵の4連続







(左上から、2011年3月号きらら表紙、2013年1月号きらら表紙、原作2巻P93、原作3巻P69)
・メガネゆずこ(フレーム無しver)と情報処理部的
・日常的なシーンだけど、しっかり動かすのを見せてくるぅ、たまらんですな。
・唯ちゃんの部屋を俯瞰で。しっかり動かす&キャラクターの配置をしっかり見せてくる。(ゆずこがふざけて、唯ちゃんが怒り、縁さんが笑っている)

・からの、寝てしまった2人を「しょうがないな」と見つめる唯ちゃん。

水着回はよ!(多分、3話です) 2年生に成長した唯ちゃんの水着回はよはよ!!
・焼き芋とネコと唯ちゃんのホットパンツ

OPまとめ

OPで走るアニメは(ry

提供

・MX放送分 提供画面からCMへの繋がりがシームレスな感じになってる。こういう遊びもいいですね。

CM明け

・学校と桜の舞い散る描写。アバンとOPから引き継いでいる
・学校の外観と少なくとも廊下のモデルは福岡女子高等学校だと思われる
・明確に入学式を描くというのも原作にはないのだけれど、話全体を見渡すためにアニメでは必要か
・3人の歩くシーンはこれでまとめた歩き方が使われてますねえ。コマ送りしててよかった。(http://d.hatena.ne.jp/esuji5/20130403/1365001127
[:]
・「自分がどこのクラスなのかは事前に文書で送られてくるのでは?」 それは言わない約束です。フィクション的な盛り上げですよ。
追記:4/16 Twitterにて、自分の学校では事前の文書通知はなく、張り出しでの発表であったとの意見をいくつか頂きました。失礼しました。
・抱きつくアレ
・ここまで桜の舞い散る描写
・あからさまに光で隠される高校名。光さん仕事しすぎ。

・あいちんと並ぶ唯ちゃん。後の伏線である。
・祝辞「・・・心から歓迎いたします」に対して唯ちゃんの姿勢を正す演技。キャラクターと対比してあまりピンと来ないような気もする。

・次カットでは、身を乗り出して聞いているゆずこ(実はまじめ)とあくびをしている縁さんの対比。これはキャラクター通りでナイスなカット。あと、胸が大きめのメガネっ娘さんがくつろぎすぎ。

・渡り廊下。ちゃんとプリントに目を通す真面目さの演技を継続。
・縁「パッ! と目を開けたら」に対して原作での「お前だとあんまりパッって開いてる感じしないな?」を削除。んまあ、絵と合わないですし、というかそれは原作からそんな気がするのですが。
・フリをスルーされて、夢の話から宝くじの話へ。繋がりはちょっと強引。ただし、原作もこの辺はゲスト原稿でブツ切りのネタが続くので致し方ない部分のほうが多いかしら。
・一歩戻ってのツッコミ。お金に対しては厳しいんです、この頃の唯ちゃんは。
・階段に部活の勧誘ポスターが張ってあるって危ないのでは、というツッコミと、3人が階段を上がった先にさっき見たはずの美術部のポスターがまたあるのはループ構造? というツッコミ。
・情報処理部 謎の多い部活。
・歩くカット コマ送りしたやつが(ry
・ツッコミを入れる前に立ち止まる唯ちゃん。このへんの細かい動きが本当に練られてる印象。
・パァンするやつ すっと見れるので、原作での感じが上手く出てるといっていいのかもしれない(個人の感想です)
・へそで応える アニメのへそ推しは、フェティッシュというよりも、視聴者が作品に慣れるまでに繋ぎとめておくためのギミックのような気がする。ということを今さらここに書く。

・オレンジ色のiPod nano(第4,5世代)。アバンのベスパ、OPの傘に続くゆずこさんのオレンジ。原作での柱ネタ「好きな色は?」の答えが「オレンジ・緑」であるところから合わせてきてるんでしょうな。

・被せ気味にツッコミを入れるナイスな本屋さん。再登場が望まれる。

・「カール・ゴッチ」 プロレスネタ
・「お餅・・・食べたーい」「おおう、ルールブレイカー」 原作でもあるやりとりだが、現在の会話のルールとそれを壊して(崩して)発展させていく本作の特性を表すためには必要なやりとり。原作同様に1話でやるというのが重要なのである。
・宝くじへの夢を持てないほどお金に厳しい唯ちゃんが2人のために団子を買ってあげるという、3人の関係性が見えるエピソードだって補足は一応しておこう
・座って食べるシーン t氏「枠の所にモヤのような効果がかかってますね。これは外という公共の場所だけど、3人のための空間であるという主張ですね」よう見てまんな。

・「冷コーあります」 アイスコーヒーの呼び方が関西圏。今までのガードレールが東京、学校が福岡という情報との不一致が興味深い。今作は個人的に「どこにでもいる女の子」を描いているものであって、聖地なんかの色付けがされると嫌だなあと思っていたのですが、逆に色んな所を混ぜることでどこなのか断定しないメソッドにも思えて来ました。作画コスト上は実際あるものを使うのが楽なので当たっているとすれば上手いなあと。
・縁さんの団子の1玉を一口で食べられていない描写が上手すぎる
・唯ちゃんはまた戦国ものっぽい本を買っている


(原作3巻P25より、『のぼうの城』を読む唯ちゃん)
・次カット、買った本を確認したはいいものの、ゆずこ達と一緒だから後で読もうと袋にしまう。それを見つめるゆずこの横顔がまた素晴らしくいやらしい。

・ほっぺにチュー、おっぱいもませての時もしっかり枠のモヤ効果で3人の世界を演出

・このへんから縁さんの黒タイツがたまに消失する。BDでは(ry

・PV比較にも書いたけど、原作に比べて横幅があるので縁さんのリアクションもカバーできているという構図。素晴らしいです。
・ぺろってのところで歩きを止めて見入る男性4人の描写。アニメで追加された奥の歩いて行く女性は注目しながらも足を止めないのが1話最大のポイントと言っても過言ではないですね。つまりは、男性視点では物珍しいことでも、女性にとっては普通のスキンシップだと認識している(と、かおり監督が認識している)ことの象徴です。いやはや素晴らしい描写です。t氏「きっとこの女性(OLさん?)は女子校出身なんですよ。かおり監督自身と思ってもいいかもしれません」根拠はないんでしょうけど、そう聞くとそうとしか思えなくなる不思議。男性の視点が出てくるのは原作だとここだけですが、アニメでどうなるのかは注目しておきたいところです。

・川沿いの景色は国分台(千葉)だとか。本当にバラバラですね。
・ゆずこの指をぐにっとしてる時にジト目気味になる唯ちゃん、素敵。
・死刑(がきデカ
・おさげのせは前から、「人の髪であそぶな!」というツッコミは後ろからのカット。そして前からに戻って「こいつらカワイすぎるだろっ!」 原作は全部前からのカットをこう分けてくるんだなあ。4コマ形式ではコマが足りなくてカメラワークを切り返せないでしょうから、アニメーションの勝利ですね。すばらすばらすばら。

CM明け

・再度の空繋ぎから学校へ
・クローザー(リリーフ、ストッパー)への天然ボケからゆずこと唯ちゃんが「天然だ!!」「そっとしておこう・・・」を心のなかでそれぞれ考えて、吹き出し外セリフで縁さんへの現実の対処とする場面。原作とアニメとでこういう違いで描かれるんだなーというメモ。
・お母さんの歳と、中の人の歳を比較するのは絶対に許されないんDA!
・あからさまに隠されるクラスプレート。光さん仕事しすぎ(2回目)。

・お母さんの肉付きが3人と違うふうに描かれているってヒグチさんが言ってた!(http://twitter.com/yokoline/status/323463642379067392
・「出そうと思って・・・」の前の「ふぅん・・」ってのがすごく良かった(個人の感想です)
・「ストーンコールド」 プロレスネタ・再。原作的にはもう出ないプロレスネタだけど、プロレスファンがこれを期待してみてくれるなら黙っとこ。
・クネクネゆずこ よく動いていて可愛い
・原作でははっきりしていなかった売店の存在が明らかになった瞬間。普段はコンビニまで行かずに、ここで買ってるんですね。
・縁さんのお弁当 購買に行かない描写を入れることで、お弁当を持たされていることをアピール
・ゆずこの買った牛乳 色々とネタが仕込まれてるって@uasiさんが言ってた!(ニコ動レベルだと解像度低くて分かんないかも)
・カレーパンの袋を開けた時の跳ね上がりも細かい
・「じゃあ、ソース有りと・・・」とゆずこに聞く前に、きちんと口の中の物を飲み込む縁さんマジお嬢様
・マジカルネタをしながら部活を紹介。陸上、テニス、バレーボール、美術、茶道。長谷川さんのバド部はなくていいのん?
・廊下からの空描写。まだ繋がってますよー。
・お母さんを見つけての一人称視点。いきなりだからおおっとなるけど良い感じ(個人の感想です)。
・マウスを「忘れ物」というお母さん。原作通りにやるとアレな描写があるんですが、それを回避するよという原作組への説明だとしたら、すごく上手い逃げ方だなあw 最低限の描写で「じゃあ、そういうことで」と押し付けてくる感じ。
・お母さんは取っ手の右上あたりに鍵をかけようとしていたけど、この扉に鍵穴が見当たらない件。きっとBDでは(ry
・扉を開けたところでの音楽の入りがいいですね(個人の感想)
・液晶をみょんみょんしてるところの指先の作画がすごく好きです。

・カバンを3つ並べたカット こういうカバンを使った演出、けいおん!でもありましたね、そうですね、すごいですね、やりましたね。見学のために入ったんだけど、荷物を置いて長居する(帰属を表す)描写でしょうね、この段階では。

・SM診断の件 テンポと作画と色々といいですね。縁さんの暴走も描ける貴重なエピソード。
・マウスを握る手の描写がしっかりしている
・今までの空繋ぎから「いい天気だね」と繋いで「太陽」をテーマにした情報処理部の活動へ
・くしゃみ可愛い(個人の感想)
・原作ではこの前に「マヨネーズとケチャップのどちらが強いか」という対決を縁とゆずこがしていて、その流れでの「それかケチャップ。同じ赤だし」に繋がるのですが、アニメではなかったために唐突なだけのセリフになってしまいました。また、2年生進級時にも言及があるはずの場面なので、一応重要といえば重要な変更点。とはいえ、アニメ1話から「手の平にプリプリーと出したときの絵的なヤバさ」でマヨネーズとケチャップを戦わせるわけにもいかないので、苦渋の選択か。
・HooYA! 検索
・唯ちゃんの「おおっ!」は驚きではなくて、原作的には「多っ!!」というツッコミ。でもアニメだと前者にしか聞こえない感
・太陽系の縁さんごっつエロい。胸のシルエットがはっきりしてるのが個人的なツボですが、股間がままばゆく光るのも良いという意見もある(要検証)(あえてキャプ画は載せない)
・ここも原作ではコマ的に狭いけど、アニメでは余裕の構図。ワンカットで2コマ分を繋いでいる。

・「ホントよく届くよな・・・エライね、太陽」までのセリフは原作ではストーブの絵を出して繋いでいるところ。アニメでは俯瞰のカット+上手くキャラクターを動かすことで画を保たせている。カットを切り替えて、また俯瞰に戻る。アニメは面白いカメラワークしますねえ。

マウンダー極小期 読み方は「きょくしょうき」みたいなんですがそれは・・・。
・「コスモを燃やす」 先の「死刑」と合わせると、縁さんは古いネタを入れ込まれていることが分かるだろう? 親戚のおっちゃんたちに可愛がられるせいなんだろうけど、その描写はまた後で。多分年明けくらいの話で。
・原作では突然「しゅーりょー」を告げる縁さんだが、アニメではそこに間を持たせて、彼女の中にあった思考について思いを巡らすことができる。
・情報処理部にある緑色のペンスタンド。EDにも出てくるし、きらら4月号に設定が載ってるし、何か重要な役割があるのかしら。

・しつこくも美しい歩く描写。3回目かしら。

・出っ張りに躓いて、へなへなと座り落ちるゆずこ可愛い(個人の感想)

・原作と違って縁さんの表情も入れられる構図

・照れてクネクネするゆずこ超可愛い(個人の感想)
・最後に「わ」を入れたの天才。2京点あげるわ。
・そして最後に空繋ぎ。晴天を誉めるのに夕暮れを待ったかのようなこの演出はいいですね。

ED

・頭身の低いキャラが本編を踏襲した歩き方で進んでいく。原作に慣れているとこのくらいの頭身の方が親しめる感じはある。
・本編に出てきたファクターが流れてくる演出。キャラがそれに反応したりして細かいなあと思いつつ、これ毎週変えてやっていけるのかは心配であります。
・曲も爽やかでいい曲ですね(小並感)


次回予告

・次回予告といったな、あれはウソだ。
・原作的には情報処理部の活動が毎回あるわけではないので、アニメもそうなるかという事前の読み。アニメの次回予告が原作でやってた情報処理部でのネタをやるなら、そうなっていきそう。ただ、2話はサブタイトルからして「情報処理部」なのであるでしょう。3話は夏休みに入りそうなのでないかもしれない。なんにせよ、3話くらいまでには、こういうアニメだっていう方向性を視聴者に打ち出しておいておきたいところなので、ネタのやる・やらないはしっかり考えて頂ければ、という感じです。
・夏服なので6月に突入か。さっそくフェティッシュな画ですね。

1話まとめ

総評として、ゲスト連載分のネタなのでブツ切り感の強い原作ネタをよくぞここまでまとめてくれたなあという印象。
アニメとして再構成するならもっと1話から視聴者を引き込む作りにできるはず、という指摘も最もですが、そこは原作の持つ流れの力を信じて1~3話ぐらいまではへそフェチ・足フェチの引力を利用しながら視聴者を世界観に引き込んでいくのではないかという予想です。
なんやかんやあっても、そこに愛さえあれば僕はなんでもいいんですが、アニメとしてこれからどう展開していくのか非常に楽しみです。
また、キャラクターの演技が細かすぎて見返す度に発見があります。ゆずこの好きな色(オレンジ・緑)が頻繁に出てくるところから、原作での柱ネタはアニメの中の小物なんかで拾っていくのでしょうね。原作においてはキャラクター性を補完する材料として重要なところでしたが、アニメならではの表現にも期待したいところ。
でも、週一でこの熱量の記事は実際、辛いので、次回からは縮小更新でお届けしたく存じ上げます。

宣伝

過去にゆゆ式について書いた記事

続・ゆゆ式MANIAC 4P25 1日目 「4コマ漫画のカメラワーク」
http://d.hatena.ne.jp/esuji5/20130218/1361197953

カメラワーク論とかアニメのための下準備に過ぎなかった。
あとはGyao!でやってたマスターキートンの全話放送にも大変勉強させて頂きました。



ゆゆ式について書くこともある同人誌頒布予定。
またアップデートしますが、だいたい予定通りに進んでます。

これからのポストモダンのポリアネス
http://d.hatena.ne.jp/esuji5/20130228/1362052374

通販在庫はあまりないので、悪しからず。

4/28の超文フリと5/5のコミティア104で頒布予定のゆゆ式ペーパーもまだまだ寄稿をお待ちしております。レギュレーションは上の記事を参照ください。

せっかくなので前回頒布したペーパーをpdfで公開します

参加者一覧
@tatunokosso:タイトルイラスト+ちょっとしたネタ絵
@twinkle_SA:初めての『きらら』読者のためのゆゆ式論第一
@tatsuzawa:『ゆゆ式』論と称する事実上の『けいおん!』『たまこまーけっと』論
@technomover:タイトル未定
@hachinohe:“ゆゆ式エロい学会”初級編
@toragiko:ゆゆ式いず文学
@ya53:「まなざしをさえぎるフキダシ ゆゆ式教室空間設計概要〜4巻62-63pから〜」
@esuji:ご挨拶他

A3 二つ折りのため、1枚目左が実質P4、右がP1で2枚目左がP2、右がP3です
http://pori.island.ac/pomo/paperc.pdf (pdf注意、4.4MB)