マンダリンオレンジ in hatenablog

esujiがアニメ・漫画について書くブログ。はてなダイアリーから引っ越してきました

アニメ『ゆゆ式』3話について基礎的なツッコミをするだけ

お待たせしました、遅れに遅れた3話分です。


2話分を書き終えたあたりから忙しくなったり、それに応じてブログの更新意欲が下がったりしてました。その代わりに、ゆゆ式以外のインプットをやっておこうという時間を取るようにしたのは結果的に良かったと思ってます。
一番の収穫が『言の葉の庭』で、ゆゆ式語りへの切り口も新しく出せたので次に出す同人誌でお目見えできるかと思います。
ついでに告知をしておきますと、夏コミに受かりました。
8/10(土)西け05a になります。評論ジャンルが区分けされた影響で、きらら島のゆゆ式勢とトリコロ勢に囲まれて出展することになります。1日目なので企業ブースを見終わったらぶらりと寄っていただければと思います。
新刊は『ポストモダンのポリアネス vol.3 続・ゆゆ式MANIAC』と題し、アニメスタッフの愛を拾い集めるような内容になるかと思います。簡単にいえば、このブログで書くことの発展版と思っていただければよいかと。


さてさて、これで某alphaブロガーさんにも怒られない程度に告知も済んだところでたたき台を組み上げていきましょう。

総評

テレビアニメ化に当たって、勝負所になるであろうと予想していた第3話。
期待通りに美しい展開を描いていただいたと思います。
夏休みに入って、プールに行くのもつかの間、3人は活動場所を部室から唯ちゃんの部屋に移していつもどおり。あいちゃんとの繋がりを作りつつ話を進めていくという、予定調和ながらも堅実な話運びでポイント高いですね。
必要以上の動き(プールでのスライダー等)にアニメオリジナルの演出(自動販売機前)も冴え渡る、前半では屈指の出来だと思います。


その後の流れで、各話の最後にまとめが入るのが定例になってきましたが、この回ではあいちゃんに送るメールの文面、

縁ちゃんは死なないし
唯ちゃんはカワイーし
私はしゃべれるよ


───夏───

がまとめになっているのかなあと今、見返して思いました。例のBGMも流れてるしね。まとまっちゃうよなー、夏まとめなら仕方ないよなーって。


ゆずこがあいちゃんにメールを送る流れは、本当は「本屋さんで仲良くなったの」(アニメでは4話)を挟んでからなので、唯ちゃんはそこに疑問を持たなかったのかとも思いつつ「一体いつからアニメ本編と時系列が前後していないと錯覚していた?」ぐらいで流しておきましょう。実際、4話の開始は入学式の回想から入るし、ちょっとくらい色々あってもいいんじゃないかな、最終話放送の2日前に3話の記事を書いてる人もいるしね。

Wikipediaさんから引っ張ってくるのが楽で、ありがとうございますってなるやつ

サブタイトル:夏休みじゃーい!
脚本:ピエール杉浦、高橋ナツコ
絵コンテ・演出:博史池畠
作画監督:小嶋ケイ祐

アバン

・ほっぺくっつけてガッチガチに動かすやつ。かわいい(個人の感想)
・左に走っていくのが映像論的にどうたらこうたら

Aパート

・プールパートの可愛さについては僕から言うまでもないことなので割愛
・モブの子供が色付きってことはゆずこと縁さんは同じレベルに立っていることであってですね・・・


・電車は右へ動いていくので映像論的にどうたらこうたら


・プールに右へと向かうのが(ry。ゆずこと縁さんの顔がのっぺりとしてる感じのデフォルメでかわいい(個人の感想)


・笑顔でゆずこの頭を水面に押し付ける唯ちゃん。普通にヤバイ絵面。
(参考gif:http://yuyushiki-gif.tumblr.com/post/50573772504


・背景の線を曲げる曲パースをプールの縁で自然にやる奴


・水柱の上がり方すごい。完全に作画監督の趣味なんでしょうけどもっとやってください。


・焼けたアスファルトセミと来て自転車を映すカット。焼けたサドル?


・「夏が不惑?」:縁さんはツッコまれるのが実は苦手なんだけど、アニメでは富士山のときの「ほぇ〜」がないせいで貴重ないじられシーンなのである


・俯瞰、さらに俯瞰(同ポ:同ポジション、使ってみたかった作画用語(?))、引いた俯瞰。



自動販売機前のシーン。PVでは最大の見せ場と僕の中で話題になっていましたが、予想通りの繋がりだったのでよしよしって思いました。
(参考:http://d.hatena.ne.jp/esuji5/20130408/1365428837
ところで、ゆずこが買ったのはコカコーラっぽかったんですが、あんなに放り投げていいのかしら。


・空繋ぎに一番星が。そのちょっと前でゆずこ達は左に抜けていくので映像論的にもどうたらこうたら


・『言の葉の庭』もそうだったんですが、高校生の勉強といえば二次関数のグラフを出しておけばいい感じは分かりやすくていいですね。

小物であるシャーペンと消しゴムくらいは特定できるかなと思いましたが、特徴あるものでもないのでよくわかりませんでした。原作を見ても特定の実際に存在する物をキャラクターに持たせる作品って感じじゃないので、原作通り感はあるのかしら。
(1話のiPod nanoと2話のキャンパスノートパロディは忘れておくやつ)
(消しゴムは明らかにmono系統なんでしょうが、限定パッケージならあるにはあるって感じなのでそこまで深読みするかなあというところ:http://news.livedoor.com/article/image_detail/7466781/?img_id=4449666


・「ゆいのへや」:かわいい(個人の感想)


・パジャマ着ないで寝ると死ぬウィルス:とは関係ないけど、ゆずこの首振りパターンが楽しい。


・せーのっ!:かわいい(確信)


・じゃあもう帰るか!?:2段階速度調整付き首振りゆずこ&縁さん


・「唯ちゃん」「ん?」「また遊びに来ていい?」:原作から追加されたやりとり。えへへ、ってなるやつ



・星空繋ぎ

Bパート

・首振り最終形態ゆずこ:4枚の動きをループさせるところまできてしまった。3話は小嶋ケイ祐さんを上手く起用した首振り回だったんや!




・後ろ向きに照れる縁さん:かわいい(真理)


・コカコーラ(唯ちゃん)、多分カルピスソーダ(ゆずこ)、カフェラッテっぽいパックコーヒー(縁さん)



・今日のモブカワ


・あいかわ(あいちゃんかわいい)



・11話で名前が出てくる栄大さんの後ろ姿:ところでこの写真達を撮ってるのは縁さんのお母様ではないかと勝手に思ってるのですが、そうなると唯ちゃんにだけ写真がメールで送られてきたのも縁母さまが連絡先を知っているのが唯ちゃんだけだったからでは説が成り立つなあと(原作でゆずこは縁の親に会ったことがないと言っている)。縁さんの愛に溢れた写真を滞在先のホテルなんかのWI-FIで送ってくれる縁母さまマジ母さま(妄想です)。もちろん、母さまが虫を引き寄せている説も有りかと思われます(妄想)。


・学年を1つ間違えたくらいには唯ちゃんの胸が大きい


・コカコーラ(Coca-Cola)だと思われていたものはCoka-Colaであると判明。ちなみに"Refreshing & Uplifting"のところが"Refreshing & Stimulating(1.刺激的な、興味をかき立てる 2. 元気づける、活動的な:ウィズダム英和辞典)"となっている。こういうこだわりも面白いけど、どうせなら、1話の店の看板に書いてある”patisserie je taime”の綴りが”patsserie”になってるのをね、なんとかしてほしかったというかなんというか。BD見るまで確認しなかった僕も甘かったですが。


・唯ちゃんとのディスコミュニケーションから独りの自動販売機前に繋げるとはねー、感服です、シャッポを脱ぎます。もっかい自動販売機前を入れてくるとはね、天才かと思いました。「3人の中で縁がいなかったら、コミュニケーションが成立しなさそう」という論の答えはすべてここにあるんや。


・繋げる空にも星は無い。



バスクリン
(参考:アニメのお風呂のお湯が何故『緑色』なのか解説 緑色なのは科学的に正しいから - karimikarimi


・再登場で光を背負う縁さんマジ天使


・原作で一コマの中に収めた「死なない?」「死なない、死なない」のやりとりを画面左下でひょこひょこと入れてくるゥ!



・元気になった縁さんをいつもの感じに戻すために、唯ちゃんいじり→怒られるのパターンに持っていくための首チョップ?


・今日のまとめ

あいちゃんが唯ちゃんスキーでなければただの迷惑である。

ED

・本編に出てないのに部室のペン立て推しは続く


本文とは関係ないけど実に面白かったので

D
今日(24日)がドラマ最終回、
そして映画も

映画「真夏の方程式」6・29公開
http://www.galileo-movie.jp/index.html

というダイレクトマーケティング


僕に得はないけど、動画が面白かったから。実に面白かったから。