マンダリンオレンジ in hatenablog

esujiがアニメ・漫画について書くブログ。はてなダイアリーから引っ越してきました

ゆゆ式 Advent Calendar 2020 オープニング

オープニング

皆様、おまたせしました。ゆゆ式 Advent Calendarの季節がやってまいりました。

ゆゆ式 Advent Calendar 2020 - Adventar

今年も告知ツイートは三上小又先生にRTしてもらえました、やったー

まだ6,7,8日が空いてますので、やったるでーと言う方の参加をお待ちしております。

また、去年からTwitterゆゆ式acというハッシュタグを使ってますので、感想やら記事やらのツイートに付けていただければ幸いです。

登録はしてないけど野良Advent Calendarやるぜってときにもハッシュタグを付けてもらえれば探しに行きます<●><●>

1日目の本編

先に言ってしまうと、今年の私のゆゆ式的な進捗がほとんどないため、たいした話はできません。というのも、私はコミケ等のイベントに申し込んで自分を追い込むことで本や進捗を生み出してきた人間なので、新型コロナウイルスの影響で2020年5月予定の夏コミがなくなったことを皮切りに無のモードに入ってしまいました。

無になりすぎて技術の面でも創作の面でもあまりインプット・アウトプットができてなかったのですが、ジャンプ系は大量無料購読ができた時期もあり、『ONE PIECE』、『ハイキュー!!』、『魔人探偵脳噛ネウロ』等を読破するなどしています。マンガアプリに読書法を変えられまくった1年でもあります。おのれ、ゼブラック。*1

コミック工学研究会と気になった技術記事

それはさておき、世間はこの1年で面白そうな技術や研究が進んでいるようなので、自分の興味に合わせてこういうことを今後はやっていきたいですねーという展望をお話させていただきます。

去年からの技術的チャレンジとして掲げていたのは主に以下の2点です。

  • 深層学習で人物認識して表データをシュッと作る
  • seq2seqのような自然言語処理で会話の生成

また、興味・関心として以下の2点も考えていました。

  • 4コマ漫画の自動生成いけるんか
  • 創作支援とかに使えるんか

創作支援に関しては、去年の冬コミでがんばって描いた4コマ漫画があるはずなので(記憶が封印されている)、どこかのタイミングで放出しようかと思いますが、それはさておき、これらに近い考えの研究がけっこう進められていると知れたのが9月にあった第4回コミック工学研究会の発表でした。

sig-cc.org 非常に興味深い研究成果が並んでいるのですが、2つだけ簡単に紹介すると、

その他、色々気になった記事を2つご紹介します。

qiita.com アメリカ大統領選挙や女性芸能人とアダルトビデオを合成した動画の作成・公開で逮捕者もでるなど、色んな所で名前を聞くようになったDeepFakeですが、それを構成する技術を紐解くと、有効利用すれば興味深いものの集まりであるという解説記事。以前から知っていたものも当然ありますが、漫画にも応用できそうなものが多そうでいろいろ試してみたいですね。

qiita.com あまり追いかけてなかったので知らないことが多い自己教師あり学習のよいまとめ。アノテーション作業は色々と辛いのでなんとかなるならなんとかしたいという夢が広がります。

おわりに

2021年5月のコミケには出ないつもりなので、しばらくは色んなことを試してみる期間にして、次のアウトプットタイミングではしっかりとスタートを切れるよう準備をしようと思います。

1日目の記事はこんなところで終わります。14日に枠をもう一つもらっているので、そこでまた何かを出す予定です。それでは今年もAdvent Calendarをやっていきましょう。

おまけ

二次創作について語る三上先生

いい話なんだけど、スーパーという言葉に反応して「ゆゆ式オブジェクト指向だった…?」とか言い出すのがプログラマの悪い癖。でもまあ継承はしてるよな MyYuyushiki(ゆゆ式)してから話を作るよな、いや人物とかの方がそれっぽい?MyOkachi(岡野佳)みたいな…。「コードで表現する『ゆゆ式』」とかある?ない?みたいな…。

*1:使用していたマンガアプリ。広告を見ることで1日に同じ作品を5話程度読み進められる。

ゆゆ式 Advent Calendar 2019 オープニング

オープニング的なもの

ご無沙汰しております。はてなダイアリーからはてなブログに引っ越してきたものの、去年の記事から1年ぶりに書く私です。今年もゆゆ式Advent Calendarの時期がやってまいりました。

ゆゆ式 Advent Calendar 2019

(※idが4096でキリ番だーって思う種類の人間)

今年も常連の方から新規の方、文章っぽい方からイラスト・漫画を投稿してくれそうな方まで幅広く集っていただきました。ありがたいことです。

告知ツイートは三上小又先生にもRTしてもらえました、やったー

連載は11年目、本企画は6年目となりましたが、まだまだゆゆ式に関して何かしらのアウトプットをしようとする方が多く、作品の底力のようなものを感じます。

今年は「そんなに言及をしてるわけではないけど、Youtubeチャンネル概要に『ゆゆ式』と書いていたことでゆゆ式ファンから謎の支持を得たVTuber」として有名な郡道美玲先生や、「ゆゆ式が好きすぎるジャニーズメンバーとして有名」「三上小又先生との対談も実現」と超新星のごとく現れたSnow Manメンバーの佐久間大介さんなど、意外な方面からの盛り上がりが見られた一年でした。

(勝手に紹介しても大丈夫かなーって思うけど、素晴らしいSnow Manのメンバー紹介)

(縁ちゃんTシャツを着て、縁ちゃんポーズを決める佐久間くんをとりあえず見てくれ)

今までハッシュタグを何も決めたなかったのですが、ひどまず #ゆゆ式ac あたりでやっていこうと思います。気が向いたら付けてもらえると幸いです。 登録はしてないけど野良Advent Calendarやるぜってときにもハッシュタグを付けてもらえれば探しに行きます<●><●>

4コマ評論×プログラミングの現状と冬コミの宣伝

オープニングだけだと寂しいので、他のネタも用意したかったのですが寄稿用の原稿準備で難しかったので、現状と冬コミの宣伝でお茶を濁します。

夏コミに出した本で、表データとセリフデータ(の一部)分析を一通りやり終えて、その後の進展可能性について言及しました。 http://esuji5.hateblo.jp/entry/2019/08/04/134240

  • 深層学習で人物認識して表データをシュッと作る
  • seq2seqのような自然言語処理で会話の生成

といった目の前の技術的チャレンジと

  • 4コマ漫画の自動生成いけるんか
  • 創作支援とかに使えるんか

のような、プロジェクトの成果をどう活かすかという2つの軸があるかなと思っています。 自動生成は現状の技術だとたいして面白いものができなさそうなので、可能性を探るなら創作支援方面かなと思いましたが、いかんせん漫画をちゃんと描いたことがないので課題がそもそもわからんという状況です。 なので、冬コミに向けてのアウトプットは漫画を描いてみるのと、そこで感じた課題について語ることにしました。ちなみに、私はほとんど絵も漫画も描いたことがありません。前述の寄稿用の原稿は、扉絵と4コマ3本の2ページ分を描いたのですが、けっこうな時間がかかってしまいました。寄稿先は某合同誌なのですが、詳細はまだ伏せられているので追って紹介します。 情報公開できるようになったので追記。寄稿先はタツノコッソ先生の漫画『社畜さんと家出少女』の合同誌、『メトロポリスの空の下』でした。単行本めでたいめでたい!!

慣れないことだらけの作業で、課題はめちゃめちゃ見つかっており、一言でまとめると「三上先生の絵が上手すぎて真似るだけでも辛い」なのですがそこは割り切ります。プログラミング初心者が「長時間使っても重くならないTweetDeckみたいなのを作りたい」と思うことくらいには差があるはずなので。

これらの原稿は、

  • ゆずこたち3人の会話を考える
  • 会話に合うコマをアノテーションしたデータから探す
  • コマを並べて、それを模写する(アナログ)
  • スキャナで取り込んでお絵かきソフトでペン入れ、トーン貼り、セリフ入れ

という流れでやってるので、あまり創作支援っぽい役立ち方はしてませんが最初はこんなものでしょう。 そもそも創作支援というのなら、私が使ったメディバンペイントProという無料のお絵かきソフト自体が高性能であって、初めてでもそれなりの形になってのはこのソフトのおかげです。スマホのアプリでもPC版とほとんど同等の機能が使えたのが特に驚きでした。

やってみて感じたこと

  • 顔を可愛く描くパーツを追うだけでも辛い
    • 髪の描き込み、高い位置の眉毛、ほっぺの3本線など
  • 体を上手く描くのは線を追っても全然意味がわからんので諦める
  • 細かい線を追いきれないのでデフォルメしたような絵になる
  • その状態で下手に細かい描き込みを真似ると浮いてしまう
  • 縁ちゃんが全然可愛くならない
  • ペアプログラミングみたいにお絵かきソフトの便利な使い方を教えてほしい場面がめちゃある
    • コマ割りはソフトの機能でサッとできると知っておきたかった
    • 適切なトーンをどうやって探すんや…
    • 〇〇な表現がシュッとできる気がするけどようわからん…

f:id:esuji5:20191201133859p:plain:w300
模写の参考にしたコマの1つ(5巻66ページ)

と、トレース・模写するだけで「うおおぉ、三上ぃぃぃ」という気持ちでどんどん辛くなってきており、これに加えて話もちゃんと考えて11年連載してる三上先生マジですごいとなるので、みなさんもぜひ、二次創作をしてみて『ゆゆ式』の深淵に触れてみましょう。

マジにどんどん辛い気持ちばかりが募ってきており、これ以上の文章が生成できないため1日目の記事としてはここで終わりたいと思います。 明日以降の記事も楽しみに待っていますので、参加者の方、閲覧者の方々含めてやっていきましょう。

ゆゆ式 Advent Calendar 2019  ハッシュタグ#ゆゆ式ac

おまけ

作画のこだわりを語る三上先生

色んなこだわりを見つけていきましょう

ゆゆ式Advent Calendar 2018のオープニングと、ゆゆ式のコマのデータ分析したやつ

オープニング

ご無沙汰してます、はてなダイアリーからはてなブログに引っ越してきた方の私です。今年もゆゆ式Advent Calendarの時期がやってまいりました。

ゆゆ式 Advent Calendar 2018

三上先生にも反応してもらえてやったー、の図

今年も常連の方から新規の方、文章っぽい方からイラスト・漫画を投稿してくれそうな方まで幅広く集っていただきました。ありがたいことです。

今年は連載10周年だったり、きらら展があったり、まさかの『ゆゆ式』単独での展覧会があったりとニュースも多い年だったので年表もやりたいとこですが、今年はちゃんとしたネタがあるので披露の場とさせてください。

ゆゆ式』のコマをデータ分析する話

忙しい人のためのまとめ

  • プログラミングを使って評論するっていう活動がある程度形になってきたよ
  • 単行本9巻までの全コマ(6856コマ)にアノテーションして分析できるようにしたよ
  • アノテートしたデータは、権利者から怒られなければ公開しておくよ
    • 当たり前だけど、『ゆゆ式』の原作画像は含まれてないよ
  • 簡単にgroupbyするだけでもいろいろと面白いことがわかるよ
    • ふみおかに相関関係はあったんや!
  • 4コマ漫画という特性上、時系列的な分析も出来ると面白いと思うけどそこまではできてないよ
  • 得能正太郎先生曰く「面白さはともかく(4コマ漫画の)読みやすさはロジックで作り込める」
  • そういったロジックの構築にもこういう分析が一役買えるのではないかと期待しているよ
  • 今年もゆゆ式Advent Calendarをよろしくね

経緯とデータアノテーションまで

  • 4コマ漫画評論をやっていた私は、手作業でひーこら準備をするのに飽いていた
  • せっかくプログラミングの知識があるので、その力を使っていい感じにできないかと模索していた
  • id:non_117さんの記事『ゆゆ式』を無限に楽しみたかった話 〜 『ゆゆ式』 Advent Calendar 2014 20日目 〜を皮切りに、コマの切り出し技術が発展していた
  • データを集める大きな壁が突破されたこともあり、「分析用のデータを入力(アノテーション)していけば、いろいろできそうだなあ」と漠然とした状態で同人誌を出すなどしてプロジェクトがスタート
  • 現在は『ゆゆ式』以外の4コマ漫画も網羅して切り出せるように改良が進んでいます
    • 以下を参照ください

参考:C89三日目東ピ26bにて『ポストモダンのポリアネス tech. 』創刊号を頒布します

  • そこからできるだけ自動的にデータが取れるようにいろいろやった
    • コマの切り出し精度向上
    • セリフはGoogle Cloud Vision APIで頑張る
    • 吹き出し検出的なことをして、セリフ毎の分割やノイズ除去の精度向上
  • 時にはDeep Learningもやったりして2年くらい自動化の精度向上に費やす
  • それもいいけど、さっさとコマに手動でデータを付けて分析できるようにするのが良い、ということに気付く
  • 各コマ対してにアノテーションするデータ
    • 誰がどの順番でいるか(ゆずこ、縁、唯、お母さん、千穂、佳、ふみ、その他)
    • 顔の方向はどうか(正面向き、後ろ向き、右向き、左向き)
    • 目の描き方はどうか(詳細、隠れ、デフォルメ)
    • 上記3点を優先的にアノテートして、基本的な分析が出来るようにする
    • その他、セリフや背景などは別のタイミングでアノテーションすることにする
      • 入力フォームも別途作って最適化したい
  • FlaskとVue.jsでアノテーション用のサイトを作ってスマホからでもポチポチできるようにした
    • コードは雑だけど、興味がある人はこちらを参照
    • 最初は、みんなで使えるアノテートツールを目指していたけど、PC用にショートカットキーを設定したあたりから諦めた
    • 確認用に1ページ分のコマ画像とアノテート結果が表示される仕組みも作った
  • 6856コマをほとんど1人でアノテートするのは疲れる
  • でも分析する視点も入力の最中で得られるので楽しい
  • PCでのショートカットキー最適化を頑張ったおかげで入力速度は上がっていったが、ツールとしての汎用性が壊滅的になった
  • アノテーション後の確認は1巻までしかやってないので、間違ってたら教えてクレメンス

データと分析

アノテートしたデータがこちらです。ブログに貼るにはでかい表ですが、最初の10件だけでも雰囲気は掴んでもらえるかと。全件をまとめたcsvファイルはこちら

koma_idkanjipagepositionkomachara_numwhoseyesface_directioneyes_numpage_idfour_komas_idtobirae_pagewasuugrademonthwasuu_paged_←d_→d_↓d_↑e_詳e_隠e_デc_ゆc_縁c_唯c_母c_千c_佳c_ふc_他
001-009-519L12.0ゆ,縁,デ,デ↓,↓,301-00901-009-LTrue1104月60.00.02.00.00.00.02.0TrueTrueFalseFalseFalseFalseFalseFalse
101-009-619L22.0ゆ,縁,デ,デ←,→,301-00901-009-LTrue1104月61.01.00.00.00.00.02.0TrueTrueFalseFalseFalseFalseFalseFalse
201-009-719L32.0ゆ,縁,デ,デ←,→,301-00901-009-LTrue1104月61.01.00.00.00.00.02.0TrueTrueFalseFalseFalseFalseFalseFalse
301-009-819L42.0ゆ,縁,デ,デ↓,↓,301-00901-009-LTrue1104月60.00.02.00.00.00.02.0TrueTrueFalseFalseFalseFalseFalseFalse
401-010-1110R13.0縁,唯,ゆ,デ,詳,デ←,↓,↓,401-01001-010-RFalse1104月61.00.02.00.01.00.02.0TrueTrueTrueFalseFalseFalseFalseFalse
501-010-2110R21.0縁,↓,201-01001-010-RFalse1104月60.00.01.00.00.00.01.0FalseTrueFalseFalseFalseFalseFalseFalse
601-010-3110R31.0縁,↓,201-01001-010-RFalse1104月60.00.01.00.01.00.00.0FalseTrueFalseFalseFalseFalseFalseFalse
701-010-4110R43.0縁,唯,ゆ,デ,詳,デ←,↓,→,401-01001-010-RFalse1104月61.01.01.00.01.00.02.0TrueTrueTrueFalseFalseFalseFalseFalse
801-010-5110L12.0縁,唯,デ,詳↓,→,301-01001-010-LFalse1104月60.01.01.00.01.00.01.0FalseTrueTrueFalseFalseFalseFalseFalse
901-010-6110L22.0唯,ゆ,デ,デ↓,→,301-01001-010-LFalse1104月60.01.01.00.00.00.02.0TrueFalseTrueFalseFalseFalseFalseFalse
  • カラム説明
    • koma_id: コマ個別のID
    • kanji: 単行本の何巻か
    • page: 単行本でのページ
    • position: ページで右のコマか左のコマか
    • koma: 何コマ目か
    • chara_num: 何人コマ内にいるか(頭がそれなりに映っていればカウント
    • whos: 右から誰がいるか: [ゆずこ, 縁, 唯, お母さん, 千穂, 佳, ふみ, その他]
    • eyes: 右から目の種類は何か: [詳細, 隠れ, デフォルメ]
    • face_direction: 顔の方向: {'左向き前': '←', '右向き前': '→', '正面前': '↓', '背面': '↑'}
    • eyes_num: 目の数
    • page_id: ページのID
    • four_komas_id: 4コマ単位でのIDを
    • tobirae_page: 扉絵のあるページかどうか
    • wasuu: 話数
    • grade: 作品時間での学年
    • month: 作品時間での月
    • wasuu_page: 何ページある話か
  • このデータを公開するのは著作権的には問題ないと思っています
    • 画像はもちろん含まれていない
    • セリフも含まれていない
    • でも、権利者からの連絡があれば、すぐに公開を停止させていただきます
      • あくまで初期動作として早く動くという意味で、データ活用の点からも公開継続のための話し合いはさせていただきたいです
    • このデータを使った成果の外部公開をする場合は、一言連絡をいただけると幸いです

以下、簡単にこのデータを使った分析を何点か紹介したいと思います。本当は4コマ漫画という特性上、時系列的な分析も出来ると面白いと思っていますが、そこまでやる時間がありませんでした。前処理って想像以上に大変ですね…。 このグラフ類の作成方法についてはこちらのgistを参照ください

人物毎の登場回数

f:id:esuji5:20181130222430p:plain

  • ゆずこ、縁、唯の3人はやっぱり多い

f:id:esuji5:20181130222521p:plain

  • 3人以外だと千穂、佳が多い
  • 4巻くらいまでで集計した時はお母さんが多かったのになあ

f:id:esuji5:20181130222525p:plain f:id:esuji5:20181130222529p:plain

  • 巻次(単行本の巻数)毎で推移を見ると、
    • お母さんの比率が下がっている
    • 千穂と佳は増えたり減ったり
  • 積み上げ棒と折れ線のどっちが見やすいかよく分からんから2つ載せたけど同じデータです
登場人物の相関

f:id:esuji5:20181130222534p:plain

  • ゆずこ組と千穂組で、3人組が形成されていることが分かる
  • お母さんはどっちつかず
  • 佳とふみの2人組が一番相関が高い
    • ふみおかはあったんや!

二年生時の月別登場数

f:id:esuji5:20181130222540p:plain f:id:esuji5:20181130222544p:plain

  • 二年生時の時系列おさらい:
    • きらら発売月と作中の月が一致している
    • 3月から4月になるときに二年生の4月に時系列が戻る
    • ゆずこたち3人と佳、ふみが仲良くなるのが6月以降なので、4,5月はあまり出番がない
  • 佳、ふみが4,5月あまり出ないのは知ってたけど、それと同じくらい夏休みのある8月も3人以外が出ていなかった
  • 冬休みの12月、1月はそれぞれ学校のタイミングがあるからそうでもない感じ?

f:id:esuji5:20181130222547p:plain

  • 3人でいるコマが一番多い
  • Max7人のコマが少しだけある

目の描き方

f:id:esuji5:20181130222552p:plain

  • 詳細に目を描いてくれるの最初の頃はよくあったけどね…というグラフ

f:id:esuji5:20181130222556p:plain f:id:esuji5:20181130222559p:plain - 最初の頃は3人いるコマでも詳細目が多かったけどね…というグラフ - 最近は、たまに見る詳細目のコマ力(ぢから)が強いので、デフォルメ目が多くてもよいという意見がある(要出典)

顔の方向

f:id:esuji5:20181130222604p:plain

  • あまり時間経過による変化はなさそう
  • 3巻から右向きの比率が増えてそうなのはちょっと気になる

f:id:esuji5:20181130222609p:plain

  • 凡例は縦書きになっているので、正しい向きを知るには、首を左に90°傾けて見てください
  • 1人のときは正面向きが圧倒的に多い
  • 決め顔だったりするので、そうだろうなあという気持ち

f:id:esuji5:20181130222623p:plain

  • 2人のときは二人とも正面向きが一番多い
  • 次点に正面、後ろ向きというキメ台詞+ツッコミでつかえる構図が入っている

f:id:esuji5:20181130222630p:plain

  • 3人のときは右から、左向き、正面、正面が多い
    • 右の人物から話を初めて、左に行くに連れ会話を進める構図に使えるため、会話の多い本作では有用
      f:id:esuji5:20181201003515j:plain
      5巻12ページ
  • 次点には左向き、正面、右向きの構図。3人で輪を囲んでいるのを外から見ているような印象を与える

f:id:esuji5:20181130222645p:plain

  • 4人のときは右から、左向き、正面、正面、正面が多い
    • 3人の時と同様に、右の人物から話を進めていきやすい構図と言える
  • 左向き、正面、後ろ向き、右向きという4人で輪を囲むような構図があったのもアノテーション時には印象深かった
    • 数の多さで言えば5番目だけど
      f:id:esuji5:20181201003934j:plain
      4巻63ページ

今後の展望

残念ながら時間がなくてこの記事で紹介できるのはここまでになります。今後、やっていきたいこととして

  • アノテートするデータとして、セリフ(テキストと誰が言ったか)、場所、背景、スクリーントーンなどを追加
  • 今あるデータを使って、10巻以降のアノテートを自動化できるようにする
  • 顔方向と人物が次のコマでどう動いたかの差分を取って、カメラの動き方を算出
  • 三上先生が構図に込めた思いを読み解く良い資料になるかと思います
  • 4コマ漫画の特性である時系列的な分析
    • 「『ゆゆ式』らしい」コマの流れ、話の流れ、構図の移り変わりを確認
  • アノテート時に気が付いたネタを集めてみる
    • ゆずこ、唯が正面、後ろ向きで並んでいるコマは唯のツッコミコマが多いなー
      • 結構そのとおりだったりする
      • f:id:esuji5:20181201012217p:plain
        条件を指定するだけでツッコミ画像集を表示できるかも?(出典は画像上部{巻次}-{ページ}-{コマ})
      • 「後ろ向き、正面」の順番だと微妙に違った感じのコマが出てきたりする
      • そして唯、ゆずこの順番だったらまたちょっと違う感じになる
  • それらを「『ゆゆ式』らしい」4コマの特徴としてまとめると「読みやすい」4コマの基準のようなものになりうる
  • 得能正太郎先生もきらら展図録インタビューで「面白さはともかく(4コマ漫画の)読みやすさはロジックで作り込める」と仰っている

などと、まだまだやることが積まれています。ただし、一度、今のデータでの分析までを別途同人誌にまとめるなどしたいと思います。今度の冬コミには出ないので、早ければ次の夏コミでしょうか。

まとめ

記事冒頭に書いたので、大枠はここでは省略します。

これからの『ゆゆ式』ならびに4コマ漫画の益々の発展を願って、このAdvent Calendar企画が続いていけば幸いです。今年もゆゆ式 Advent Calendar 2018をよろしくおねがいします。

「ゆゆ式文芸部 活動報告会」に行ってきました

2017年3月19日に新宿ロフトプラスワンで開催されたゆゆ式文芸部(かおり監督、小倉プロデューサー、高橋ナツコさん)のイベントに参加してきました。

内容に関しては基本オフレコということでしたが、常識的に考えて危なそうなところ以外はOKという話もあったりしてそういうことをぽちぽち発言されている方はいます。
「常識的に考えて…」の部分は私は確認してなかったので、このブログでは安全側に倒してレポートというより感想程度にとどめておきます。

事前準備

せっかくかおり監督、小倉プロデューサー、高橋ナツコさんというお三方が揃う機会ということで万全の準備をしていきたかったのですが、あまり時間が取れるタイミングではなかったのと、直前に高瀬さんによる素晴らしいかおり監督インタビューが公開されており、OVAに関しては聞きたいことが大方消化されてしまっていたので、「もし直接質問できるようなら北川隆之さんのパートを聞こう」ぐらいの気持ちだけで出発しました。

内容

前半は内部資料を公開してもらって、それにまつわるトーク
後半は開場後にお客さんから質問を紙に書いて出してもらっていたので、それを拾って答えるというもの。私は「北川隆之さんの原画担当パートを教えてください」と「音響制作の田中理恵さんに関して面白いエピソードがあったら教えてください」という質問をしていたのですが、結果的に両方とも拾っていただけて嬉しかったです。

感想

お三方の仲の良さから醸し出される雰囲気がとにかく和ませてくれました。
メンバー構成はそのときどきで違ったりするものの座談会形式のテキストがアニメ放送前、DVD・BDのブックレット、BD-Boxのブックレット、メガミマガジンのインタビュー、OVAのブックレットと連綿と出ていたので、聞く側からしても馴染みやすかったのかなあと感じました。
情報としては既に公開されていたもの、新しく提供されたものとあり色んな層のファンが楽しめる内容だったのではないかと思います。
その反面、クローズドのままで終わるには惜しい内容が多かったという気持ちもあり、参加できなかった方のためにイベント紹介記事のような形で昇華されてほしいと願っています。次回の開催も前向きのように見えましたので期待したいところです。

提供されたグッズに関して

気にされてる方がいたので書いておきます。
会場では特に物販はありませんでしたが、ロフト内での飲食会計500円毎に7種類(主要登場人物1人につき1種類)のコースターがランダムで当たるというものがありました。絵柄はちゃんと見てませんでしたが、キャラクターソングCDのジャケット等の既存絵だったと思います。
また、飲食物一品の注文毎に抽選券が渡され、イベントの最後でプレゼント抽選が行われました(ロフト系列ではお馴染みのやつです)。こちらの景品はこれまでのコミケ等で販売されたもので、新規グッズやサイン入り等のプレミア感を煽るものではなかったと思います。
後半の質問コーナーで採用された方には、販売店限定らしきOVAの販促ポスターが渡されました。

ゆゆ式Advent Calendar 2016 1日目:かおり監督インタビューの載った真・ゆゆ式MANIACをPDFで無料公開する話

オープニング

ご無沙汰しています、私です。
今年もAdvent Calendarの時期がやってまいりました。
早いものでもう、ゆゆ式Advent Calendarとしては3回目となります。

ゆゆ式 Advent Calendar 2016

Advent Calendarとはなんぞや、という説明は企画サイトのAdventar様に譲るとして、このゆゆ式Advent Calendarでは12月1日から25日にかけて、ゆゆ式にまつわるイラストでも考察でも感想でもそれ以外の何かでも、とにかく発表していく場となっております。一応言っておくと、公式様とは何の関係もありません。

過去の分はこちらをご覧ください。

さて、初回の2014年は11/30時点で3名しか集まっていなかったこの企画も、今年は公開から2日もかからずに25日分が埋まる勢いでした。

また、今年は他のまんがタイムきらら作品でもAdvent Calendarが多くあるようで、そちらも合わせて楽しみにしつつ、まだ埋まってないものもあるので、都合の合う方は参加してみてはいかがでしょうか。勝手に何か書いても多分怒られはしないと思います。

(作成日順)

今年も多くの愛に溢れた記事・イラスト・その他諸々に出会えることを期待しています。

「公式からのお知らせ」というAdvent Calendar 0日目

と書いておいたところで、なんと11/30というタイミングで長らく続報のなかったOVA発売日(2017/2/22)並びにOPEDのCD発売(2/8)、キャラクターアルバム(3/24)の発売とイベント開催(5/7)が発表されました。メガミマガジン7月号から待ちわびたよ…。


ゆゆ式Advent Calendar 2016は0日目からして最強、ということで始めて行きたいと思います。

真・ゆゆ式MANIACをPDFで無料公開する話

はい、というわけで新規コンテンツというわけではなくて申し訳ないのですが、3年前の冬コミが初頒布の真・ゆゆ式MANIACを無料公開したいと思います。そもそもこれがどんな本かというと

  • 色々あって2013年11月に行われたかおり監督インタビュー(聞き手:私、tatsu2さん、ohagiさん)が載っている
  • 2012年〜2013年に私が書いたゆゆ式に関する文章・考察が色々載ってる(表紙込みで64P)
  • 表紙にタツノコッソさんがイラストを描いてくれたおかげで色んな人に手にとってもらえた

というもので、今でも即売会の度にそれなりに数が出るのですが、増刷対応がなかなか大変で、しかしながら貴重なインタビューをさせていただいたこともあって、いつでも文章への参照ができるようにしておきたいということで無料公開の運びとなりました。
これは2ヶ月程前から既に決めていたことですが、ちょうどよく最新の対談にも触れられるタイミングですので、メガミマガジン掲載のものと合わせて読んでいただければ、ますますゆゆ式という作品が深く味わえるのではないかと思います。

ところで、この本から3年、サークル活動として評論向けのゆゆ式本は出せておらず、またプログラムの力で評論を進めるぜ!という趣旨の『tech.』もあまり進捗がなかったので1ヶ月後の冬コミでは、両方をある程度やってみたところまで行くコピー本を出そうと思います。
具体的には、コマ毎に切り出し済みの画像をillustration2vecにかけ、タグを閾値0で全部取り出しておき、それに何らかの指標(コマに何人映っているか、また特定の誰かが映っているか等)をラベリングしたものを機械学習にかけて分析用のデータを効率集められるかというチャレンジとそれを使った分析・評論を行う予定です。
(内容は予告なく変更される可能性があります)

それでは、こちらからダウンロードしたzipファイルを解凍してpdfファイルを入手してください。

また、かおり監督インタビューがお目当ての方のために、こちらだけはテキストで置いておきます。9000字くらいあります。

アニメ『ゆゆ式』かおり監督インタビュー 「これまでとこれからを繋ぐ『ゆゆ式』」

(2013年)11月某日、阿佐ヶ谷のとあるカフェにて、アニメ『ゆゆ式』のかおり監督にお話を伺った。
主に、監督までの経歴とこれからの話、『ゆゆ式』についての細かい話をお聞きしたことで、「アニメ『ゆゆ式』をどのように作ったか」というよりも、「アニメ『ゆゆ式』の前提に何があったか」を読み解くような話を聞かせていただけた。本インタビュー単独でも十分楽しんで頂けるだろうが、『ゆゆ式』に関しては細かい話が多くなってしまったので、是非、既存のインタビューやBD・DVDのブックレット、アニメファンブック等と合わせて読んでいただきたい。
(編集・構成:S治 聞き手:おはぎ、tatsu2、S治)

(編集の都合上、聞き手の発言は「——」でまとめて表記する)
——本日はインタビューを受けていただいてありがとうございます。今までのインタビュー、座談会とは違う内容にするために、特に『ゆゆ式』に関しては細かい質問ばかりになってしまうかと思いますがよろしくお願いします。
かおり こちらこそ、単独でのインタビューを受けるのは初めてなのでちょっと緊張していますがよろしくお願いします。

イラストレーターを志してアニメ業界へ
——アニメ『ゆゆ式』のスタッフ発表時には、情報が少なくてどういった経歴の方か分からないという状態になってしまっていましたが、よろしければアニメ業界を志したきっかけから教えて頂けますか?
かおり いのまたむつみさん、天野喜孝さんのイラストが好きで、最初はイラストレーターを目指していたのですが、両名ともにアニメ業界出身なのとアニメーターになれば色んな絵を描いて上達するかと思ってアニメの専門学校に通い出しました。そこは2年通ったのですが、現場で役立つことはあまりなかったのではやく現場に行けば良かったと思います(笑)。ただ、そのモラトリアム期間でアルバイトをしたり仲間と語ったりしたのは良い経験だったので、すべてが無駄だったというわけではないですが。
——まさしく『アニメがお仕事!』のような感じですね。
かおり 確かに、そうかもしれません(笑)。あの作品はけっこう真実を描いていますね。
——専門学校の後はどの制作現場に入られたのですか?
かおり 最初の現場として、イージー・フイルムさんに動画担当として机を置きました。担当作品に無印の『スレイヤーズ』等があります。その後、ゼロ・ジー・ルームさんへ。担当作品は『影技 -SHADOW SKILL-』、『ふしぎ遊戯』等です。あとは当時話題になった『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニングでミサトさんが顔を上げるシーンの動画を担当できたのがちょっとした自慢ですね。
——それはすごいですね。カラオケで「残酷な天使のテーゼ」を歌うときに映像で流れてるでしょうから今でもよく見るお仕事になったかと思います。
かおり その後、動画検査をやらないかと言われるのですが、この時は原画をやりたいと思っていたので、考えさせて欲しいと答えました。昔は動画より原画、原画より作画監督作画監督よりもキャラクターデザインといった序列があるように考えていたのですけど、作品の品質を守る最後の砦である動画検査こそが最強だと最近は思うようになりました。ここと仕上げ検査さんには頭が上がらないですね。
——京都アニメーションの作品の品質が良いと言われるのも、仕上げ検査が強いからという噂があるようですね。
かおり あと、私が知っているところだとJ.C.STAFFさんが強くて、上手い仕上げ検査さんだと作画担当にリテイクで戻すところを「いいよ、ここでやるよ」と言って、デジタルでちょちょいと直してしまうほどです。

●原画とデザインの仕事へ
——原画としてのお仕事が入ってくるのはどのあたりからでしょうか?
かおり その後に移ったXEBECさんからですね。まずは『爆れつハンター』の動画をさせていただいて、しばらくして原画を担当させて頂けるようになりました。最初は『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』で上妻晋作さんが担当した原画の第二原画に関わりました。特に『レッツ&ゴー』は三作あるテレビシリーズと劇場版を通して関わらせて頂いたので印象深いです。当時手描きだったミニ四駆が、描き慣れた頃に壊れて新しいものになるのが辛かったですが。好きなキャラは烈兄貴でした。この頃、XEBECのビル内にProduction I.Gもあって、その縁で黄瀬和哉さんもよくXEBECに遊びに来てました。そのビルの屋上になぜかサンドバックが置いてあって、時々それをバシバシしてました(笑)。数々の作品に関わり、最近では監督もされる等、素晴らしい実績をお持ちですが、私から見ると面白い先輩だなーという印象が強いですね。『ゆゆ式』ではお忙しい中、エンドカードだけでなく原画まで描いていただけて非常にありがたかったです。
その後、しばらくフリーとして様々な会社の仕事を受けて自宅で作業する日々が続きました。それにも飽きた頃、今度はボンズ作品を中心に色んな作品に参加しました。
特にボンズさんでは『鋼の錬金術師』のゲーム内の原画、TVシリーズ、劇場版の『シャンバラを征く者』に関わらせていただきました。好きなキャラは幼少期のエドとアルですね。鎧姿のアルも慣れてくると可愛いですが。
その他、『スクラップド・プリンセス』、『KURAU Phantom Memory』等に参加しつつ、しばらくしてデザイン系のお仕事も頂くようになりました。
——デザインというと、『ゆゆ式』でもまじろさん、田畑さんと共同で担当されたプロップ(作中の小物)デザインでしょうか?
かおり それもありますが、初めてのデザイン系の仕事は、『桜蘭高校ホスト部』で全員のコスプレ・私服衣装デザインでした。特に最終回でハルヒが着た白いドレスは、原作者の葉鳥ビスコ先生に褒めて頂いて嬉しかったです。他には『ソウルイーター』(途中の話数まで)や『とある科学の超電磁砲』でゲコ太のグッズ類、ジャッジメントの腕章などを担当していました。こういうデザイン系のお仕事も楽しかったです。

●演出処理が楽しい
——演出のお仕事に入られるのはいつ頃でしょうか?
かおり 当時、ボンズの制作デスクだった小笠原宗紀さんに声をかけられ、『ヒゲぴよ』にて初の絵コンテ・演出に指名されました。
——演出や絵コンテの仕事をしてみたいという要望は出されていたのでしょうか?
かおり いえ、そういうことはないですね。小笠原さんが仕事を振れる人を探していた時に思い当たってくださったのでしょうねえ。そこからキネマシトラスさんのお仕事に関わらせて頂いて、監督までさせていただいたので本当に恩人ですね。『ヒゲぴよ』は楽しく仕事ができまして、絵コンテも初めてだったのですが割と好評で、最後の方まで担当させていただけました。
——絵コンテを初めて描くに当たって、参考にされた方はいらっしゃいますか?
かおり 絵コンテに関しては、今まで関わってきた作品の色んな絵コンテをとにかく集めて見直しましたね。「こういうときは、みんなどういうふうにやってるんだろう」って。好きなコンテマンは増井壮一さんで、キャラが可愛くて笑えるんですよね。『鋼の錬金術師』をやっていた当時、ウィンリィのとある絵がすごく面白くて、拡大コピーして作業机に貼っていたほどです(笑)。あとは安藤真裕さんもすごいですね。絵は荒いですが、カットで何をやるのかが的確で。
——安藤さんのコメントによると、あまり細かく描いてしまうとアニメーターの想像力が制限されてしまうというのがその理由の1つらしいですが、かおりさん自身だと、絵コンテにはどの程度の情報を描かれるのでしょうか?
かおり 私はやり始めたばかりで、「できるだけ自分の考え通りにコントロールしたい」と思って細かく描きこんでしまいますね。(ここでかおりさんのタブレットPCで実際に『ゆゆ式』で使われた絵コンテを見せていただく)ほら、このくらい細かく描いてますね。拡大して原画のレイアウトに使えるくらい。でも、これだといけなくて、安藤さんのように、他人に任せられるところにいきたいとも思いますが、まだその境地には至っていません。制作の流れでいうと、細かく描いてあったほうが仕事が詰まらないので良いということもありますが。
——続いて、演出についての話を伺いたいのですが、最初にどういった仕事が演出の領分なのかを改めて教えていただけますか?
かおり そうですね……簡単に言うと「作りたい作品の中身をきちんと説明する役割」かなと考えています。画面作りをどうしたいのかは監督が考えるんですけど、それをどう実現するのかは演出が考える。だから演出が優秀だと凝った画面になりますね。あとはそれを原画、背景、仕上げ、撮影と各セクションにとにかく説明して回る人ですね。そして出来上がったカットを最初から最後まで全部チェックするのも重要で、ここがダメだと前後のカットでポーズが全然違っていたり、物があったり消えたりしちゃいます。
実際に自分でやってみたら、私にとってはとても楽しい仕事でしたね。特に『.hack//Quantum』では、こんなに仕事したことないんじゃないかってくらい仕事しました。色んな原画の方の画を見られたり、どんどん作品が出来上がっていく過程を自分で追っていけたりするのがすごく楽しいです。撮影処理まで終わった動画を確認するのがまた楽しくもあり、ちゃんと出来てるかなあと心配でもあり。そして、全部繋げたものをチェックするところまでがピークですね。別に修羅場や働き過ぎの状態が楽しいというわけではないですよ(笑)。
——演出の仕事が楽しいと公言される方は、アニメーター出身だと珍しい気がしますが。
かおり そうなんでしょうか(笑)。監督がどういう画にしたいかというところを考えつつ、私のやりたいことも混ぜ込みつつ形にしていくのが本当に楽しいですね。後に『ゆゆ式』でも色々と助けていただくことになる橘正紀さんに『.hack//Quantum』で画面作りとしての演出処理をがっちり教えてもらって非常に感謝しています。また、この時に色んな人に演出が楽しいんですよという話をしていたら、「じゃあ向いてるんじゃない?」と言われたこともあります。私自身の思い入れも強いのですが、これはぜひ、見ていただきたい作品ですね。

●演出の仕事が『ゆゆ式』監督に繋がった
——これ以降では『花咲くいろは』(演出)、『英雄伝説 空の軌跡 THE ANIMATION』(絵コンテ・演出)、『流れ星レンズ』(絵コンテ・演出)、『CODE:BREAKER』(演出・原画)とお仕事をされて、『ゆゆ式』で監督を務められる、ということですね。『ゆゆ式』のアニメファンブックによれば、小倉プロデューサーとキネマシトラスの小笠原さんとの会話がきっかけで小倉プロデューサーが「もしかしてこの会社とのカップリングならば『ゆゆ式』を作っていくことができるんじゃないか」と思われたということですが、そこからさらにかおりさんへ監督の打診がくるきっかけというのはあったのでしょうか?
かおり 私が演出を担当した『.hack//Quantum』のリアルパートでの芝居を小倉さんが見て、『ゆゆ式』のオファーをしようと決めたということでした。すごく丁寧に作られていて、こういう雰囲気で『ゆゆ式』を作りたいと思っていたのとマッチしたというのがきっかけらしいです……ということを、他のインタビューでも言っておけばよかったですね、今思うと。
——確かに、それは非常に重要なところですね。『.hack』シリーズというと、ゲーム世界でのアクション等が重要な作品かと思われますがそちらも担当されたのですか?
かおり そうですね、1巻全体と3巻の前半を担当したので、アクション部分も当然ありました。リアルパートだと地に足の着いた演技で、ゲームパートだとアニメらしいメリハリのきいた演技をさせていたので余計に際立って見えたのではないかと思います。

●『ゆゆ式』の細かい話
——では、ここから『『ゆゆ式』』の話に入って行きたいと思います。今までのインタビューで出てきた話はできるだけ避けていきますので、細かい話になるかと思いますがよろしくお願いします。
最初に、AniFav、DVDブックレット、ファンブック等インタビューや対談が多く公開された印象がありますが、なにか意図はありましたか?
かおり 特に意図したところはないですが、アニメ雑誌からのオファーがほとんどなかったので。時系列としてはAniFav様の次にファンブックでのインタビューという順番で、合間にブックレットの座談会として小倉プロデューサーと田畑総作画監督と席を設けました。
——アニメ化に当たって、キャラクターデザインの参考にしたのは原作のどのあたりの絵ですか?
かおり 2巻の終わりから3巻にかけての絵です。それ以降だと三上先生の絵が丸みを帯びていくので、平均して『ゆゆ式』っぽいところを取りました。
——ロケ地が地方から関東近郊まであって、特に1点に絞った様子がないように見えるのですが、特定の「聖地」のようなものを想起させない狙いもあったのでしょうか?
かおり そうですね、三上先生自身も作品の舞台が関東なのか関西なのかも決めてないということでしたので、特定の場所にはこだわらないようにしました。利便性もあって、ロケ地はキネマシトラスのある荻窪周辺が多くなりました。一つの場所に絞らないというのは、視聴者に「『ゆゆ式』の子たちは、もしかしたら近所の女子校にいる子たちかもしれない」と思ってもらえればという思いもありました。
——最近では、インターネット上でロケ地の特定があっという間に進んでしまいますからね。
かおり 学校や駅などの特徴があるスポットならともかく、ただの通りまでほとんど特定されていたようなので驚きました。基本的には公開していない情報なので、あまりご迷惑にならないといいのですが……。
——原作を読むと、頭の中で自然と動きがつく、ということですがアニメで使われなかったシーンで、機会があればアニメにしてみたいと思うところはありますか?
かおり それはもう、アニメで使えなかったシーンすべてです。富士山のとこ(1巻P40)なんかはどこかに入れようと頑張って考えたんですけどねえ……。あとは冬の日にゆずこが廊下で「くそうっ」ってやるとこ(5巻P93)なんかいいですね。3話で使う予定だったのですが長さの関係でなくなく切った話が多いのも残念でした。ゆずこが夢でサイパンに行った話、唯ちゃんが掃除機で10円と100円を吸う話は途中まであったんですが、尺合わせをしたら3分もオーバーしているという状態だったので。
——今作の劇伴は様々な楽器を使ってバンクーバーでの収録と力の入ったものになっていますが、なにか他にもポイントはありましたか?
かおり バンクーバーでの収録はsakai asukaさんの希望によるものです。CD化に当たっては、ただの「『ゆゆ式』のサウンドトラック」という扱いではなくsakaiさん名義でのアルバムとして通るように「Feeling good (nice) wind」というタイトルをつけたり、再度レコーディングをしたトラックがあったりジャケットの表面から内部の写真までこだわったりと、小笠原さんとまじろさんを中心に良い物に仕上げようという動きがありました。
——情報処理部の緑色のペン立てはまんがタイムきららに設定画が掲載され、EDにも頻出するという破格の扱いでしたが、何か意図はありましたか?
かおり 原作でも配置されているものですが、アニメでは特にホワイトボード用のペンを納める入れ物として設定しました。書くときに使うペンがいきなり空中から出てきたりするとギャグになってしまいますから。あとは5話だとハサミの鞘としても機能していますね。なので役割は割と重要なのですが、設定画やEDの扱いがあそこまで良かった理由は……なんででしょう? よく分からないです(笑)。
——情報処理部の机のすみっこにあるファイルは、何か設定がありますか?
かおり これも原作に配置されているものですが、特に何が入っている等の設定はないです。情報処理部の小物で変わっているのは、パソコンがディスプレイ一体型になっていることでしょうか。作画の負担を考慮して、コードはできるだけ描く必要がないようにしました。マウスなんかはもともと無線ですが。
——唯がゆずこにかけるアームロック(6話)や、ゆずこのシャドーボクシング(9話)等の動きが格闘技ファンを納得させるほどの出来だったのですがなにかディレクションはあったのでしょうか?
かおり そこは担当の原画マンの頑張りですね(笑)。特にシャドーボクシングに関しては、担当の北川隆之さんに「普通の女子がやるようなへっぴり腰のものでいい」と言ったのですが、出てきたものにはアッパーのフィニッシュまであったので驚きました。北川さん自身が演出志望の方なので、ディティールにこだわられたようです。12話最後の、ふみちゃんからお母さんまでの流れも北川さんが担当されていて、非常に丁寧に描かれてますね。
——他にも原画担当の方のアイデアが採用された例はありますか?
かおり 自販機のシーンなのですが、最初は缶を投げ合う描写はなくて、縁とゆずこが話しながら手前に抜けていくだけだったのですが、あがってきた原画を見たら追加されていて、「うーん」と思いつつあまりにも可愛いものだったのでそのまま通しました。あとはアニメファンブックにもありましたが、6話の鍋のシーンですかね。鍋の具が煮立っている描写で画が6枚以上も重なっているという……。担当したらっパルさんはWEBアニメ出身の方なのですが、鍋のワンシーンのためにそこまでセルを分けるという発想は普通のアニメ制作だとなかなかないので、すごいなと思いました。
——最終話には三上先生が以前からファンであると公言していた加藤英美里さんが岡野の弟役として参加されていましたが、これは指名での配役だったのでしょうか?
かおり 前々からどこかで加藤さんを出したいねとこっそり企画していまして、音響制作の田中理恵さんが手を回して加藤さんのスケジュールを取ってくださいました。アフレコ現場で初対面となった三上先生にはサプライズの形になったのですが、効果がありすぎたようで、アフレコ現場では緊張しきりでいらっしゃいましたね(笑)。田中理恵さんは、よく気を回してくださって一緒にお仕事しやすい方ですね。小倉プロデューサーは「4大田中理恵*1の1人」と勝手に呼んでいます(笑)。
——アフレコ現場は和気あいあいとしていたそうですが(アニメファンブック、オーディオコメンタリー、特典ラジオCD等から)今までになかったこぼれ話があれば教えてください。
かおり テスト時に、私のクシャミをマイクが拾ってしまって、大久保さん、種田さん、津田さんに笑われちゃって恥かしかったです……。配役段階の話では、神様役に美輪明宏さんを、という案が出たものの、さすがにオファーできませんでした(笑)。個人的に印象深いのは、茅野愛衣さんがあいちゃんを演じるたびにニヤニヤしてしまったことですかね。なんかもう可愛いです。
——10月20日のイベントや、同月25日のDVD・BD最終巻発売、11月のガチャガチャ発売……。これらが一段落して、アニメ公式の動きは休止になるように見えますが、次なる動きは何かあるのでしょうか? ずばり、二期やOVAの話はいかがでしょう?
かおり えー、私はやりたいとは言っていますが、何か続編が出ると決まっているようなことはないですね、残念ながら。
——それは、残念です……。ファンとして作品を応援するのに効果的なことはあるのでしょうか?
かおり まずはDVD・BDを買っていただくのが一番でしょうか。また、コミケなんかでのグッズ販売は、作品への熱があることを確かめる場にもなるので、そこでも応援していただけるとありがたいです。
——Twitter上は関東圏での放送時間だった火曜日の24:30から「#yuyushiki」というハッシュタグで実況するという活動があるようですが、こういった試みはいかがでしょうか?
かおり Twitterでのトレンド入り、ということでファンの熱は伝わるしありがたいとは思いますが、やりすぎて放送中のアニメより勢いがあると「『ゆゆ式』さんなにやってんの……」となるので程々に応援していただければなあと。
——『ゆゆ式』と傾向が似ていると思われる作品が多かった一年でしたが、それらの作品についてなにか思うところがあれば教えてください。
かおり 『あいうら』はすごく好きでクオリティが高いなーと思って見てました。『のんのんびより』は、もともと原作のファンで、アニメ化すると聞いて自分で演出をやってみたいと思いました。『きんいろモザイク』は、イギリスにロケハンというのが、夏の暑い中、日帰りで地方までシナリオハンティングに行った身からすると羨ましかったです(笑)。

●これからについて
ここからは『ゆゆ式』を終えたあとについてお伺いしていきたいと思います。
——ゴールデンタイムのEDで絵コンテ・演出を担当されていますが、制作に当たって何か要望はありましたか?
かおり 堀江由衣さんが主演で、ED曲も歌われるということで、「堀江さんのPVを作るイメージで」というお話がありました。堀江さん自身のアイドル感を主人公の香子を使って表現できるように努めました。
——これからは演出方面に進みたいと思っていらっしゃるのでしょうか?
かおり そうですね。さっきも言った通り、演出の仕事がすごく楽しいというのもあるんですが、私の絵には思わず見てしまうような華や色気がないと自分で気付いたので、イラストレーターの道は諦めました(笑)。最近、『AKIRA』が劇場で再上映していて、久しぶりに見に行ったんですが、やっぱりすごいと思いました。だけど、私にできるのはこういう道じゃないなーって(笑)。ただ、アニメーションとしてキャラクターを動かす力はあるようなのでそちらで頑張って行きたいですね。演出をやり始めて4年くらいなので、まだまだ勉強することがいっぱいです。
——自分で演出した作品の原画も担当したいと思われますか?
かおり 演出と原画を両方担当する時間が制作上で取れないことも多いので、難しいですね。小島正幸さんと二人で監督を務めている『おしりかじり虫』ですら原画をやる余裕がなくて、全体をチェックしてほしいということになりますので。
——次に監督として作品を受け持つなら、どんな作品を手がけたいと思いますか?
かおり できれば原作が既にある作品でアニメをもう一回やってみたいです。『ゆゆ式』は三上先生から「『ゆゆ式』まる出しですね」と言われるほど原作に噛み合ってしまったような気がして、悩まないというかあまり考えずに作れてしまったので。もう一度、今の自分の力量を確認する意味でやってみたいです。
——まばゆいばかりの向上心で素晴らしいです。最後に、これからどういった作品を作っていきたいかを教えてください。
かおり みんなに夢や希望を与えられるような作品を作っていきたいです。『ゆゆ式』だとなぜか「癒やし」と呼ばれることが多かったんですけど、それも自分ではなぜなのかよく分かってなくて(笑)。そういうのでもいいんですけど、色んなことで悩んでいる子にちょっとした勇気を与えられるような、そんな作品を作りたいです。ぐっと身近で、ハートフルなものがいいですね。そんなお仕事募集中です!

(了)

ご挨拶

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
明日以降のゆゆ式Advent Calendarもお楽しみに。

備えよう

*1: 声優の田中理恵さん、体操選手の田中理恵さん、ピアニストの田中理恵さん、そして音響技師の田中理恵さんを統括して指す言葉

C89三日目東ピ26bにて『ポストモダンのポリアネス tech. 』創刊号を頒布します

お久しぶりです。私です。


表題の通り、C89三日目東ピ26bにて『ポストモダンのポリアネス tech. 』創刊号を頒布します。
どんなものかというと、4コマ評論とプログラミングを組み合わせた全く新しい格闘技のようなものです。
想いの説明が大変なので、新刊のご挨拶の文から引用します。

 さて、2年前に頒布を開始した既刊『真・ゆゆ式MANIAC』におきましては、アニメのかおり監督のインタビューを掲載させていただいたこともありご好評をいただけたようです。しかし、その後は『ゆゆ式』に対する言及をブログや他の方の同人誌に寄稿すると言う形を取っており、本としてまとめられる中身を作っていませんでした。今までの活動で既にある程度やりきってしまったのではないかという思いから、単純に原作・アニメを読み込むだけでは、評論の新たな視点を探すのが難しいと感じていたためです。


 今となっては思い上がりであると断罪できるものではありますが、その状況を打破すべく、ある程度は私の得意分野といえるプログラミングと『ゆゆ式』への熱情を組み合わせることで新たなステージを模索したいと考え『tech.』創刊を決めました。奇しくも私が普段使っているPythonという言語は、画像処理から機械学習系まで様々な分野で利用できるライブラリが揃っており、実現への道がある程度見えていることも踏み切るきっかけになっています。そして、本誌の内容は以下の3点を目指しています。


・プログラミングの力によって4コマ漫画やアニメの評論を発展させるための礎となる
・上記を満たすことで、付随的に画像処理、機械学習の実践的活用事例となる
・プログラムでどんなことをやっていて、何が大変だったり実現すると嬉しかったりす るのかを説明し、技術的な理解はできなくても楽しんでもらう
 ・Pythonと『ゆゆ式』との両方への導線を作りたい!


 また、技術的な内容を扱うと決めた時に思いついた一般的ではない刊行方法を取っていこうと思います。


・バインダーとA5サイズ・22穴でパンチされた紙類を組み合わせた状態で頒布する
・次号以降は中身を分別頒布可能なものとする
・中身については、プログラムの修正とともに、次の頒布タイミングで差し替えられる。
 ・ただし、原則的にプログラムの内容についてはgithub等で逐次無料で最新の内容にアクセスできるようにする


以上、一風変わった誌面になるかとは思いますが、プロジェクトの行く末を見守っていただければ幸いです。

こんな感じです。
Python 2.7とOpenCV 3.0を使っていきます。
2.7系を使う理由は、これまた本文から引用します。

 Pythonといえば、2系を使うのか3系を使うのかが最初の重要な選択になりますが、今回は2.7系を使います。これは、画像処理系において本やWEB上のプログラムを見ても2.7系が一般的に使われているため、楽ができるからです。きちんと調べていませんが、OpenCVがPython3系で使えなかった時期から研究室等で2.x系での使用が進んでしまったのが理由なのではないでしょうか。また、機械学習系のライブラリまで目を向けると、こちらも2.7系でしか動作しないものも多く(TensorFlow等)下手に3系を使うよりも安全です。WEB開発やスクレイピング等のバッチ処理であれば断然3系なのですが、これは日本語の処理に困ることが少なくなるためで、ほとんど日本語を使用しない画像処理系では恩恵が少ないということも理由にあります。

プログラム内容は以下の3点です。

  1. たくさんのpdfファイルをバーコードから適切にリネームする
  2. pdfファイルから1ページ毎のpngファイルへの切り出し
  3. ページ毎のpngファイルからコマ毎のpngファイルへの切り出し


バインダーについては、完成品の写真を見てもらうのが早いです。

バインダーのメリットとしては、

  • 内容の変更があった際に入れ替えられる
  • プログラムを打ち込む際に見開きで置いておける
  • 変な装丁で目立てる

といったものがあり。
デメリットとしては、

  • 入れ替えが面倒
  • プログラムはgithubに上がってるやつを持ってきたほうが早い
  • 変な装丁とリング部がジャマ
  • 原価が無駄に上がる
  • 製本にめちゃ時間がかかる

といったものがあるかと思われます。

しかしながら、この宣伝文句が言える気持ちよさは、なにものにも代えがたいでしょう。


ポストモダンのポリアネス tech. 』創刊号は、バインダーが付いて500円です!