シンガポールとガッチャマンクラウズにおける世界のアップデート対比
私です。
今更ですが、1話〜7話一挙放送(31日まで!)の勢いもあってガッチャマンクラウズをようやく見始めました。
ガッチャマンクラウズ | 日テレオンデマンド
http://vod.ntv.co.jp/program/GATCHAMAN_Crowds/
感想は色々とありますが、ブログ界隈の論壇に交われるほどきちんと見ていないのでおいておくとして、ギャラックスのマッチングシステムって前にテレビで見たアレじゃないかと思いあたったので書いておくだけのエントリでございます。
ガッチャマンクラウズ 第2話より
「階段から落ちて怪我してる人がいるんですけど」
「大丈夫、落ち着いて対処しましょう。救急経験を持つギャラクターがその付近に3名います」
シンガポール赤十字社が運営する「Rapid Rescue」
見出しのとおりですが、シンガポール赤十字社提供の「Rapid Rescue」という名のiOSアプリがまさにギャラックスのマッチングシステムだったなあと。
説明の動画があるので見てもらえると分かりやすいのですが、
導入部がちょっと長いのでかいつまんで説明すると
- メディカルエマージェンシーが起こった時には時間が大きな問題となる
- 4分以内に脳には酸素がいかなくなるよ
- でもシンガポールは渋滞が多くて、救急車が到着するのに8分くらいかかってしまう
- いったい何が身近なところでそれらの助けになるのか?
- シンガポールには応急処置の訓練を受けた人が12000人がいます
- 彼らがあなたの電話のタブに位置することができたとしたらどうでしょうか?(英訳むずかしい)
- このアプリは、事故にあった人と被応急処置訓練者を即座に繋げます
ここから動画の48秒あたりからを見てもらえると早いです。
もしくはiTunesストアのページで紹介されてる図を参照ください。
Rapid Rescue (iTunes)
https://itunes.apple.com/app/id521587715
ガッチャマンクラウズの世界が2015年であることと、ギャラックスのシステムがもうちょっと進んだものであることを考えると、現実と妙な進行度のマッチがあって興味深くあります。
また、赤十字社は「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」の7原則を掲げる団体ですが、シンガポールでアップデートされている現実と、ルイルイくんがアップデートしていくであろうガッチャマンクラウズの世界の対比にも注目していきたいと思います。
参考:
今井哲也氏による7話時点までのガッチャマンクラウズ評 - Togetter
http://togetter.com/li/555180
赤十字社 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E5%8D%81%E5%AD%97%E7%A4%BE